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【Netflix鑑賞】スタートレック/神との対決

スタートレック/神との対決
 制作年  1967年
 監督   マーク・ダニエルズ
 出演   ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、
      ジョージ・タケイ、ニシェル・ニコルズ、ジェームズ・ドゥーアン、
      ウォルター・ケーニッヒ、マイケル・フォレスト、
      レスリー・パリッシュ、ジョン・ウィンストンほか
 劇場公開 劇場未公開
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年11月


 神と言ってもキリストやユダヤの神ではない。
ギリシア神話の神、アポロとの対決という物語。
アポロにしてみれば可哀そうな話ではある。
「我々は、もう神を必要としていない」と高らかに宣言するカーク船長だが、あなたの国の大統領は聖書に忠誠を誓って就任するんでしょ。
大いなる矛盾、まさに詭弁と思ってしまう今日この頃である。

漫画のような絵面に度肝を抜かれる冒頭のシーン。
惑星フォルクス4の地図作成に向かったエンタープライズ。
なんとそこで前方から巨大な手が出現する。
その手はエンタープライズを握り掴み離さない…
SFからファンタジーの世界へワープしたぞ。

スポックが「手のように見えるが巨大なエネルギーのようです」と報告。
ほどなく惑星から通信が入り、「我は神。お前たちの来訪を心待ちにしていた。歓迎する、地上に降りよ」と言ってきた。

抵抗するカーク船長。
うーん、どうやら言いなりになるのが厭だということのようだ。
それが1960年代の米国が考える自由なのだろう。
我儘、気儘と紙一重だな。
怒った神は、エンタープライズを捻り潰そうと圧力(握力か)をかけてくる。
船(と乗組員)を守るため、止む無く上陸を決断するカーク船長。
上陸班はカーク船長以下、スポック、ドクター・マッコイ、スコット、そしてギリシア時代に詳しいキャロライン。
スコットがキャロラインに心を寄せているという設定は、アポロがキャロラインを女神にしようとする展開に華を添えようという魂胆か。

アポロ君、地上に降りたカーク船長たちに「この楽園の総てを、お前たちに提供する。代わりに私を崇め忠誠を誓うのだ」と高らかに宣言し、抵抗するカーク船長らに自らを巨大化してみせたり、天候を操ったりして脅すのだった。
いやぁ、アポロ君、それじゃ子供だまし、お山の大将じゃん。
5000年も待ったわりには、やることなすこと全て低レベル。
これじゃ、進化した23世紀(だったっけ?)の人類を操るのは無理だね。

哀れ、アポロ君は先に立ち去った神々に「私が間違っていた」と赦しを乞いながら、惑星フォルクス4から去ってゆくのだった…

まぁ、アポロ君はある意味では高度に進化した、それも超長寿命なエイリアン。
そういう彼らがギリシア時代の地球に降臨したなら、神と崇められたと思う。
そのアイデアは、なかなか面白かった。
制作陣、本当はギリシアの神じゃなくてキリストの神にしたかったのじゃないかな?
それじゃテレビで放映できないと、仕方なくアポロ君を登場させた。
アポロってゼウスの子供じゃなかった?
キリストって神の子だものねぇ…と勘繰るのは穿ち過ぎか。

まぁ、面白いエピソードだった。

スタートレック/神との対決.jpg
スーパー!ドラマHPより

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