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【Netflix鑑賞】アドバンテージ~母がくれたもの

アドバンテージ~母がくれたもの
 制作年  2015年
 監督   ジェニファー・ファン
 出演   ジャクリーン・キム、フライア・アダムス、
      ジェームズ・アーバニアク、ジェニファー・イーリー、
      ジェニファー・イケダ、ケン・チョンほか
 劇場公開 Netflix配信 2015年10月(劇場未公開)
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2021年1月


 むぅん、なんだろう?言いたいことは?
少し説明を要する描写なのかな。
それは主人公の女性が老いてゆくことへの不安が分からないから?
自分の感性が鈍いということなのかな?

「近未来の世界で、娘のために究極の決断をしたシングルマザーの愛と苦悩を描く」というのがNetflix公式HPの作品紹介記事だが、彼女の決断は優秀な娘の将来ために「若い体」に移ることだった。
でも姿はまるっきりの別人、しかも記憶も曖昧のようだ。
これって入れ替わったことになる?
そして、これが最先端のバイオ企業の美容整形に代わる新商品?
欠陥商品じゃないの?

デブラ・ウィンガーを探して(2002年)」で監督のロザンナ・アークエットが主張していたが、女性が老いることで「働きの場」を失うという話が、それは中年を迎えた女優には役がなくなり、もしあっても主人公の妻だとか主人公の母だとかいう役しかもらえないということなのだが、それが本作のヒロインに訪れた現実である。
解雇された彼女はキャリアを活かして再就職を試みるが、うまくいかない。
娘の才能を伸ばすためには、よい環境を整えるしかないのだが…
経済的に行き詰まった彼女は、あちらこちらに相談するのだが八方塞がり。
ついには元の会社の実験的な商品開発の被験者となるのだが、それは同時に自分自身の死をも意味していたのだった…

まず、この決断に同意できないんだなぁ。
あまりに教育ママ的な発想と行動様式には愛を感じない。
もう一つ、もともとの彼女の姿が描かれていないので、老いと戦う姿が見えない。
老いの訪れは女性だけの特権ではない。
確かに今現在の社会は男性に優位かもしれない。
でも映画にするなら、その男性社会で戦う姿を、ぶざまに敗北したとしても描いてくれないと…女性同士で「うん、うん、分かる」では、作品としては未熟ではないか?
どうも解雇通告を受けて慌てているようにしか見えないので、男性優位の中で彼女がどう生きてきたのかが分からない。

まぁ、それは横に置いておいたとしても、このような欠陥商品を究極の選択として選んでしまった彼女と娘に幸多かれと祈るしかない。
なんだか疲れる作品だった。

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