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【Netflix鑑賞】流転の地球

流転の地球
 制作年  2019年
 監督   グオ・ファン
 出演   ウー・ジン、チュー・チューシャオ、チャオ・ジンマイ、
      リー・グアンジエ、ン・マンタほか
 劇場公開 Netflix配信 2019年4月30日(劇場未公開)
 鑑賞年月 Netfix鑑賞  2021年1月


 中国映画、凄いな。
「太陽系を離脱するべく移動を始めた地球。今、木星との衝突の危機が迫り、地球の命運は名も無きヒーロー達に託された。人類の存亡をかけた、壮絶な戦いが始まる」というのがNetflix公式HPの作品紹介。
短くていいな。
書く人は大変だろうけれど。

太陽が赤色矮星化の時を迎え、巨大化し始めた!
このままでは地球は太陽に飲み込まれてしまう。
そこで地球に1万基の推進エンジンを建設して太陽系から離脱!
なんちゅう荒唐無稽なアイデアだろう。
妖星ゴラス(1962年)」だって軌道を変更するだけで太陽系離脱までは…
21世紀にもなって、このアイデアはクソだなぁ。

それはさておき、でも映像は凄い。
恐るべし、中国映画資本の資金力。
MMシアターMさんの「金、かかってまんなぁ」どころの騒ぎではない。
地上でのシーンはマーベル実写映画、宇宙空間は「ゼロ・グラビティ(2013年)」のCG映像に引けを取らないクオリティである。
まったく、凄いな。

でも凄いなとは思うけれど、面白い作品かというと…クソだな。
親子愛やら人類愛やら、国家間の問題やら仲間意識のことやら、あれもこれも詰め込まれていて振り返ると比較的単純な話がグチャグチャになっていて疲れるだけだ。
中国映画界が物語の構成手法に難があるわけはないので、SF映像に自己陶酔しすぎたのかもしれない。
それほど映像は凄い。

作品紹介記事にある壮絶な戦いというのは、膨張する太陽との戦いではない。
本作で実行されるのは別の恒星系を目指す計画。
延々と2500年も地球に旅をさせようという魂胆である。
太陽系離脱に際して木星が牙をむき、地球を呑み込もうとする。
その木星との戦いなのである。
まぁ、中国人の考えるスケール感は大きいなぁ。
2500年って…
でも物語はクソだな。

本作、ハリウッド映画なら大コケのような気がする。
全編中国語でやっているから(ロシア人飛行士も中国語喋ってなかったか?)、国内向けなんだろう。
あっ、欧米には媚びないってことっか?
地球連合のリーダーも中国だし、自信溢れる世界戦略作品なのかな?

まぁ、とにかく凄いことは間違いない。
でもクソだし駄作だって。
中国伝奇ファンタジーのほうが絶対に面白い。

流転の地球.jpg

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