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【BD鑑賞】セクレタリー

セクレタリー
 制作年  2002年
 監督   スティーヴン・シャインバーグ
 出演   ジェームズ・スペイダー、マギー・ギレンホール、
      ジェレミー・デイヴィス、レスリー・アン・ウォーレほか
 劇場公開 2003年7月
 録画日  DVD形式 2005年9月6日
      BD形式  2017年6月24日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2005年9月頃
      BD鑑賞  2020年12月


 15年ぶりの鑑賞かぁ。
変態(いや、妙な性癖を持った人か)同士のラブストーリーという印象の作品。
マギー・ギレンホールが就職先の社長室で机にへばりついて、社長から犯されているシーンしか記憶に残っていなかったのだが…
残念、それほどの変態映画ではなかった。
そして犯してもいなかった、肉体的には。

冒頭のシーンは、姉の結婚式当日に精神病院から退院するヒロインを映し出す。
あらま、これ全然記憶にないシーンだった。
母親が迎えに来る。
両親、特に母親との関係に一癖ありそうな家庭環境だが…それは深堀されない。
どうやらストレスによって自傷行為に走る心の病を抱えているようだ。
おまけに、それが性的な満足感にもつながっているようだ。
厄介な心の持ち主のヒロインをマギー・ギレンホールにが演じている。
素晴らしい。
これじゃぁ、ファンになるワ。

退院した以上、社会復帰を果たさなくっちゃ、ということで個人経営の弁護士事務所の「秘書募集」応じるヒロイン。
その弁護士が、同じく厄介な性癖を抱え持つ弁護士、ジェームズ・スペイダー。
いいね、いいね。
スターゲイト(1994年)」のボンボン科学者とは全然違う。
彼はサディスティックな性癖があり。それを恥じているというのか抑制している。
その感じが堪らない魅力を醸し出している。
これが彼の真骨頂…とは言い過ぎか。
セックスと嘘とビデオテープ(1989年)」も悪くないけれど。

そういう性癖の彼を全面的に、無批判に受容するヒロイン。
だが自分の性癖に異常性を感じている彼は彼女と決別する。
放心状態のヒロイン、つい親の勧めもあってピーターという男(幼馴染?)との結婚を承諾するのだけれど…

ラストは「卒業(1967年)」みたいな感じ(いや、違うか)。
ヒロイン、どうしても弁護士が忘れられない。
結婚式当日、その場を逃げだしてしまうのだった。

いや、もう、コメディタッチで描けないこともないテーマの恋愛物語。
普通は、そうすると思うのだけれど…
あえてシリアス路線で描いているところが気に入ってしまった。
いずれにしてもジェームズ・スペイダーとマギー・ギレンホールの演技なくして、本作は成立しないほど二人が素晴らしい。


**************** 2018年7月12日 記 *****************************
                    (元ネタは2011年11月5日 記)


 「ワールド・トレード・センター(2006年)」からの、マギー・ギレンホール繋がりで少し。
本作は、ゲスト出演のような「ドニー・ダーコ(2001年)」の翌年の出演作で、まるでイメージの違う役柄を演じている。
もし、「ドニー・ダーコ」を先に観ていたら、ビックリ仰天だったと思う。

 ちょっと異色の恋愛映画である。
バッド・インフルエンス/悪影響(1990年)」や「2Days/トゥー・デイズ(1996年)」からジェームズ・スペイダーのファンなので、内容はさておいて
単純に彼狙いで本作を鑑賞した。

単純というのは少し嘘がある。
自分に正直に。
セクレタリー、秘書というフレーズに魅力を感じたのも事実だ。
もちろん、男子的な意味でだが…

 記録的な大ヒットを飛ばすような作品ではないが面白い。
ヒロインは自傷癖のある内向的な女性。
しかも母親は過保護で、父親はアルコール依存症ときている。

それでも彼女は一念発起、就職経験などないのだが、とある弁護士の個人事務所に秘書として就職する。
しかし、この弁護士がなかなかの曲者。
ジェームズ・スペイダーが、いい味を出し切っている。

かなりの変態?といっても過言ではない。
ヒロインの仕事上のミスを執拗に指摘した挙句、お尻叩きのお仕置きをするのだ。
しかも、これが彼の彼女に対する愛情表現なのだから驚く。

ところが、彼女のほうもなかなかの変態である。
なんと彼女は彼のこの愛情表現に応えてしまうのだ。
このヘンな雇用関係のなかで、二人は奇妙な愛を育む。
セクハラにならないところがユニークで面白い。

 ラストにひと悶着はあるのだが、そうとう変わった性癖の持ち主同士の妙に変わった恋愛物語である。
笑える部分もあるし、ちょっと表現するのが憚られるシーンもあったりで、なかなか楽しめる作品だ。

この作品でマギー・ギレンホールが、お気に入りの女優さんの一人になった。
とにかく主役の二人の演技が素晴らしい。
一歩間違えば、変態ものになりかねない本作を二人の好演がレベルを落とさず、一風変わった恋愛映画に仕立て上げていると思う。

なるほどサンダンス国際映画祭で特別審査員賞を受賞しただけのことはある。
でも、諸手を挙げて人には薦められないかもしれない。

セクレタリー(Blu-ray Disc) - マギー・ギレンホール, ジェームズ・スペイダー, スティーヴン・シャインバーグ
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