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【DVD鑑賞】続・荒野の用心棒

続・荒野の用心棒
 制作年  1966年
 監督   セルジオ・コルブッチ
 出演   フランコ・ネロ、ロレダナ・ヌシアック、
      ホセ・ボダロ、アンジェル・アルバレス、
      エドゥアルド・ファヤルドほか
 劇場公開 1966年9月
 録画日  DVD形式 2019年7月21日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年10月


 そうか、これがジャンゴだったか!
そうか、主演がフランコ・ネロだったのか!
21世紀からの映画ファン、さらに遅れての西部劇受容者としては驚きの連続!

泥だらけの山道を棺桶を引きずって街に入ってくるジャンゴ。
強烈!
同時に、棺桶に何が入っていようとも、これを引きずって長時間歩くのは現実には無理だろうなぁと思ったりする。
60年代は、これもアウトローのカッコよさとして許容する大らかさがあったのか?
まぁ、60年代のSF映画も科学的考証(SF的としても)には緩いからなぁ。
映画作りも21世紀は大変だ。

黒澤明監督の「用心棒(1961年)」のアイデアが元ネタらしい。
そこは「荒野の用心棒(1964年)」も同じ。
だから配給会社は登場人物も物語も繋がっていないのに続編にしたのかな?

本作、米国を除く世界中で大いに流行した作品らしい。
米国は配給会社がなかなか決まらず、公開が遅れたらしい。
英国でも暴力表現に難があるとして倫理委員会が評定を拒否し、事実上の上映禁止。
まったく鬼畜米英のくせに…

この時代(劇中)のメキシコの状態は、よく知らない。
本作でや医率するのはメキシコの革命軍くずれの連中と、米南軍くずれの軍人たち。
ジャンゴは、この南軍くずれの連中に愛する妻を殺された過去がある。
それほど計画的とは重せないけれど、一応は復讐劇。
両方を裏切った娼婦のマリア(だったかな)を助け、彼女を利用しながら両勢力を潰すことになる…まぁ、メキシコ革命軍は、潰す予定じゃなかったようだけれど。

一番の見所は、やっぱり棺桶から引っ張り出したマシンガン(というより小型のガトリング砲)で南軍くずれの連中を皆殺しにするシーンだろうな。
棺桶からマシンガンは度肝を抜く。
そして、やっぱり「いやいや、それなら棺桶引きずって長時間は歩けないでしょ」と冒頭のシーンの非現実感を思い出すのである。
まっ、気にしない気にしない…

ジャンゴは「用心棒」の三十郎ほどユーモアはない。
むしろ徹底したリアリズムとニヒルさが同居していて馴染まないキャラだ。
でも1960年代、こういう男が人気を博したのだろうな。
ワイルドだもんな。
徹底したリアリズムとニヒルさを持ちながら、結局マリアのためにメキシコ革命軍を
ぶちのめすことになるのだから、情にも厚いということだろう。
ある種の男の理想形(男子目線)。

とてもマカロニウエスタンらしい色合いの作品。
と思ったら、本作が影響してマカロニウエスタンのある種の型が成立したらしい。
それほど影響力を及ぼした作品ということか。
無関係のジャンゴ作品、30タイトル以上あるらしい。

主演のフランク・ネロ。
ペインテッド・レディ/肖像画の淑女(1997年)」の鑑賞記録の時に、コレクション作品を調べたら7作品あった。(2020年8月末現在)
本作のフランク・ネロは、若すぎてどの作品の彼とも繋がらなかった。
23歳だそうである。
そのわりには老け顔かも(演出の妙か)。

続・荒野の用心棒≪デジタル・リマスター版≫Blu-ray - フランコ・ネロ, ロレダナ・ヌシアク, エドゥアルド・ファヤルド, ホセ・ボダロ, ジミー・ダグラス, アンヘル・アルヴァレス, セルジオ・コルブッチ
続・荒野の用心棒≪デジタル・リマスター版≫Blu-ray - フランコ・ネロ, ロレダナ・ヌシアク, エドゥアルド・ファヤルド, ホセ・ボダロ, ジミー・ダグラス, アンヘル・アルヴァレス, セルジオ・コルブッチ

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