制昨年 1974年
監督 メル・ブルックス
出演 ジーン・ワイルダー、ピーター・ボイル、マーティ・フェルドマン、
マデリーン・カーン、クロリス・リーチマン、ジーン・ハックマン、
テリー・ガーほか
劇場公開 1975年10月
録画日 DVD形式 2020年10月1日
鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年11月
本作は、誰かお目当ての女優がいて録画したのだと思うのだが…
うーん、誰もいない…どういうこと?(って誰に尋ねてる?)
おかしいなぁ。
作品そのものは昔から知っていた。
フランケンシュタインの物語は好きである。
あ、正しくはフランケンシュタインの怪物の物語だな。
ただ本作、DVDジャケットの映像からしてかなりのオフザケストーリーだと思っていて、一生鑑賞することはないと考えていた。
それが上記理由で鑑賞を思いたったのだから、まず間違いないはずなんだけれどなぁ…
主な出演女優。
マデリーン・カーン、エリザベスを演じている。
本作では主人公フレデリック・フランケンシュタインの恋人役。
・メル・ブルックス/新サイコ(1977年)
・名探偵再登場(1978年)
1999年、癌で57歳の若さで亡くなられた。
クロリス・リーチマン、ビクター・フランケンシュタインの元恋人、廊下政府役。
全然、知らない…
・明日に向って撃て!(1969年)※
・メル・ブルックス/新サイコ(1977年)
・ミュージック・オブ・ハート(1999年)※
・電話で抱きしめて(2000年)
・ミセス・ハリスの犯罪(2005年)
・最終絶叫計画4(2006年)
・明日の私に着がえたら(2008年)
・ニューヨーク、アイラブユー(2008年)※
(2020年11月末現在。※印は未鑑賞作品)
現在、94歳。
テレビドラマで、ご活躍の様子でなにより。
テリー・ガー、曾祖父の屋敷での美人助手、お色気担当ではあるが…知らないなぁ。
現在72歳、病のこともあるのか、ほぼ引退状態のようである。
・カンバセーション/盗聴(1973年)
・未知との遭遇(1977年)
・ワン・フロム・ザ・ハート(1982年)※
・トッツィー(1982年)
・アフター・アワーズ(1985年)
・プレタポルテ(1994年)
・ゴーストワールド(2001年)
・デブラ・ウィンガーを探して(2002年)
誰か一人くらい、あっ、見たことあると思ってもよさそうなものだが…
という状態なので、「ミス・マープル/牧師館の殺人(1986年)」同様、誰かを探して間違って録画してしまったようである。
同じように、何かの拍子で思い出すかもしれない。
さて、物語だが、主人公はビクター・フランケンシュタインの曾孫。
彼はボルティモアの有名な脳外科医であり医大講師であるが、フランケンシュタインと呼ばれることを厭がり自身の名字を英語読みのフロンコンスティンであるとした。
講義中にムキになって何度も訂正するあたりは、本作がシリアスなコメディであることを予感させるのだが…おやま、意外に真面目なリブート作品だった。
いや、続編になるのかな?
「フランケンシュタイン(1931年)」や「フランケンシュタインの花嫁(1935年)」への愛が感じられるオマージュは好感が持てる。
とても「メル・ブルックス/新サイコ」と同じ監督のなせる技とは思えないのだが…
脚本がいいのか?でもメイキング映像を見るとメル・ブルックスの脚色が、かなり入っているようだしなぁ。
まぁ、ちょっと不思議な感じがする。
「メル・ブルックス/新サイコ」のヒッチコック・オマージュは下品極まりないが、本作は元作品への熱烈な愛を感じるのだが、どうだろうか。
フロンコンスティン博士が父の偉業(生命の創造)に気づき、自らもモンスターを生み出し「私はフランケンシュタインだ!」と叫ぶシーンは、「アイ・フランケンシュタイン(2014年)」より印象的だった。
主人公の恋人とモンスターの絡みも、まぁ、定番だけれど愉快である。
背むし男のような助手のアイゴール(マーティ・フェルドマン)の姿が素晴らしい。
ロンパリ(差別用語か)の形相が異彩を放つ。
モンスターが村で知り合う盲目の老人がジーン・ハックマン。
自ら出演を望んだらしい。
フランケンシュタイン好きなのかメル・ブルックス好きなのか…
まっ、楽しめるバケモノものだった。
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