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【Netflix鑑賞】スタートレック/超小型宇宙船ノーマッドの謎

スタートレック/超小型宇宙船ノーマッドの謎
 制作年  1967年
 監督   マーク・ダニエルズ
 出演   ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、
      ジョージ・タケイ、ニシェル・ニコルズ、ジェームズ・ドゥーアン、
      ウォルター・ケーニッヒ、ヴィック・ぺリン、ブライスデール・マキー、
      ミード・マーティン、アーノルド・レイジングほか
 劇場公開 劇場未公開
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年11月


 本作、劇場版「スタートレック(1979年)」の元ネタみたいな話だ。
面白かったけれど、「そうか、劇場版には元ネタがあったのか」と少し残念な気も…
ボイジャーには、驚いたからなぁ。
なるほど凄い設定を思いついたものだと感動したのだが、12年も前に既に描かれたと知っていたら…まっ、逆に感動は少なかったかもしれないので、結果オーライか。

惑星マルリアンで住人40億人が消滅するという事件が発生する。
その調査をしているエンタープライズに謎の物体が攻撃を仕掛けてきた。
カーク船長が交信を試みると…意外にも、相手は交信に応じてきたのだった。

その相手から小型のロボットのようなものが転送されてくる。
その言動、複製されたアイリーン中尉みたいだなぁ。
劇場版「スタートレック」を再鑑賞したくなる…

この小型宇宙船が、どうやら攻撃を仕掛けてきた本体らしい。
1967年のテレビドラマ的には、この造形が限界なのか?
まるで実写版「鉄人28号」だなぁ、もう少し何とかならなかったのか…

彼は言う。
「自分の任務は不完全な生物を根絶することである」
どうやら惑星マルリアンの住人は、この小型宇宙船によって殲滅されたらしい。
実際の小型宇宙船ノーマッドは21世紀に惑星探査、新しい生命体を見つけるため打ち上げられたものだったが、事故で故障してしまったらしい。
その後、この探査計画はとん挫した。

だが実際は異星人の宇宙船に収容され、その宇宙船の任務「有害な細菌を抹殺する」という指令が記憶に上書きされたことで「生命探査と不完全なら抹殺」という使命に変化してしまったらしい。

そしてノーマッドは、カーク船長を設計者と勘違いする。
事故の際に記憶障害が起きたようで、実際の設計者は科学者のロイカーク。
名前の語呂が似ていることで起きた勘違い。
案外、阿保なノーマッドである。

こうして設計者の銀河系に向かおうとするノーマッド。
これを阻止しなければ、地球の生命は不完全と認識され抹殺される。
さぁ!どうするカーク船長!

本シリーズでは、コンピュータシステムは人間の敵として登場する場合が多い。
人間の知的な活動をサポートする機能は、極めて限定的。
多くの場合、単位記憶バンク的な扱いで主役はあくまで人間である。
ノーマッドのコンピュータシステムは超高度、今でいうAIを超えたAIである。
しかし論理の権化のような描き方をされているので、カークから無限ループのような矛盾を指摘されると固まってしまうのだ。
カーク船長曰く、「ノーマッドは完全無欠」
「しかし設計者は人間、人間は不完全。不完全な人間が完全なノーマッドの設計者なのか?そして自分は設計者ではない。設計者ではない自分を設計者として認識したノーマッドは完全なのか?不完全なら抹殺されるべきではないのか?」

まぁ、ノーマッドも真面目にカーク船長の禅問答に付き合うものだから、ついに自己崩壊してしまう。
その隙を逃さずノーマッドを宇宙空間に転送、悲しやノーマッドは不完全な自分自身を自ら破壊して宇宙の藻屑と消えたのであった…

宇宙探査のボイジャー1号が打ち上げられるのは本作制作の10年後、1977年。
劇場版「スタートレック」の公開が、その3年後の1980年。
まぁ、リアルタイムで観たわけではないけれどボイジャー1号を知っている者には、そのボイジャーが知的に進化して戻ってくるというのは空想科学的には現実感のある話。
その衝撃は大きかったが、1967年はどう受け止められたのかなぁ。
ノーマッドは、まったくの空想の産物だっただろうし…
リアルタイムで本作を観た人の感想を聴いてみたいものだ。

スタートレック/超小型宇宙船ノーマッドの謎.jpg
スーパー!ドラマHPより

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