制作年 1967年
監督 ジェルド・オズワルド
出演 ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、
ジョージ・タケイ、ニシェル・ニコルズ、ジェームズ・ドゥーアン、
ロバート・ブラウン、リチャード・ダー、ジャネット・マクラクレン、
エディ・パスキィほか
劇場公開 劇場未公開
鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年11月
パラレルワールド的な物語。
アイデアは悪くないと思うけれど、残念ながら撮影技術が追いついていない。
ちょっとチープ感が前面に出てしまったなぁ。
まぁ、半世紀以上前の作品だから、そこは文句は言わないが残念だ。
物質と反半物質による並行宇宙。
その世界が出会うと両方とも消滅してしまうという流れは、とてもSF的でよいと思うのだが、それを二人のラザロスという人物で描写しようというのは…いくらなんでも無理があるというか、強引すぎないだろうか?
ラザロスという人物、一方が正常で(物質世界)、もう一方が異常(反物質)という設定は説得性に欠ける上に、並行宇宙という世界観のスケールを著しく小さいものにしているような…
スタートレック的には、もう少し宇宙観があってしかるべきだろう。
それに、この人物に全くと言っていいほど魅力がない。
キャスティングにも失敗している。
物語の展開も疑問だ。
正と邪のラザロスが、全宇宙の消滅を防ぐために戦っているらしいのだが…
ん?物質と反物質が出会うと、宇宙が消滅してしまうのでは?
正邪のラザロスが戦ったら…
それを防ぐために正のラザロスが逃げ回っているというのなら、話は分からないでもないけれど…どうも矛盾があるような気がしてならない。
結局、反物質の世界で正邪のラザロスが戦うことで、並行宇宙は永遠に存在できるということらしいが…「??」訳が分からん。
期待しちゃったせいか、文句ばかりになったなぁ。

スーパー!ドラマHPより
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