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【Netflix鑑賞】スタートレック/クリンゴン帝国の侵略

スタートレック/クリンゴン帝国の侵略
 制作年  1967年
 監督   ジョン・ニューランド
 出演   ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、
      ジョージ・タケイ、ニシェル・ニコルズ、ジェームズ・ドゥーアン、
      ジョン・コリコス、ジョン・アボット、ピーター・ブロッコ、
      デビッド・ヒラリー・ヒューズほか
 劇場公開 劇場未公開
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年11月


 でたっ!クリンゴン帝国。
クリンゴン帝国と惑星連邦は既に紛争中という設定。
クリンゴン帝国との平和交渉は決裂寸前で、総司令部は惑星オルガニアを侵略の基地として攻撃してくると予測、エンタープライズは彼らに警告と惑星連邦による保護を伝えるため惑星へと向かった。

惑星に降り立つと長老たちに出迎えられるカーク船長とスポック。
迎えた長老たちの態度が…妙である。
「君たちは客人だ、心から歓迎します」
ずいぶん悠長なものだ。
なぜ彼らが悠長なのかは、のちに判明する。
本シリーズでたびたび登場する設定で、ちょっとズルイ感じがする。

会議室に案内されたカーク船長、クリンゴン帝国の軍事独裁政権体質と戦争好きの体質を熱弁し惑星連邦下の保護による自由体制を選択するよう提案するが、彼らは「厚意にあふれた申し出には感謝しるが、我々は誰の保護も必要としていない」とやんわりと申し入れを断るのだった。
おぉ!冷戦下のソ連をクリンゴン帝国に見立てた発言に驚く。
惑星オルガニアは、まるで東南アジアの某国のようではないか。
あぁ、彼らにオルガニアのような見えない力があれば…

そしてやってきたクリンゴン帝国の船団。
カーク船長はエンタープライズだけでの戦闘は無謀と判断、いったん撤退して惑星連邦の援軍を待つよう指示した。
うーん、ここまでの話でも度々発せられるカーク船長の「船の安全が第一」。「船を守ることが使命」という言葉。
時々、腑に落ちない時があるなぁ。
船長って、そういうものかもしれないが…なんとなく違和感を覚える。
そうじゃなくって戦略上の問題として発言してほしいなぁ…と思う。

カーク船長とクリンゴン帝国占領軍司令官コールとの遭遇は、なんだかのんびりしたものだなぁ…時代なのか?いや、このあたりはテレビドラマの予算的限界だろう。
あるいは戦闘場面の演出の撮影技術的問題かもしれない。
それは、このあとのスポックとクリンゴン占領部隊との戦いにも言える。
どこか、のんびりとした田舎風味の戦闘である。
まっ、古い映画の場合、こののんびりとしたテンポはやむを得ない。
特に特撮映画は撮影技術の進歩が著しく、普通のドラマ以上にテンポの悪さを感じてしまうものだ。

クリンゴン占領軍に拘束されていたカーク船長とスポックは、市民革命よろしくオルガニアの人々の奮起を期待して戦ったが、多勢に無勢で戦況は不利。
クリンゴン占領軍はカーク船長とスポックが出頭しないと、オルガニア人を虐殺すると通告してきたが…オルガニア人は動かない。
ただ平和を望むとだけ語るのだった。
これはガンジーの無抵抗主義を表象しているのかな?

「惑星連邦は、重要物資の補給を断ち貿易に圧力を加えた。挑発してきたたのは惑星連邦のほうではないか!」とコール司令官が言えば、「紛争地域から軍隊を引き上げたのに、最後通告をしてきたのはクリンゴン帝国だ」と応酬するカーク船長。
「紛争地域は明らかにクリンゴン帝国の領土だ!」と譲らないコール司令官。
おやおや、なんだか太平洋戦争の連合国と日本の中国大陸に対する利権争いの言い分みたいだな。

実はオルガニアの人々は実体のない知的生命体だった。
身体を必要としない段階にまで進化した生命体で、見えている姿は便宜上のもの。
カーク船長やコール司令官を指して「君たちのような生物が存在するだけで、私達は苦痛を感じる」と言い放ち「即刻、立ち去れ。武器は使えない」と告げるのだった。
こうしてクリンゴン帝国軍も惑星連邦軍も、惑星オルガニアでは彼らによって強制的に武装解除され戦うことなく立ち去ることになった…
むむむ、当時の世界情勢をぼんやり思い起こすと、なかなか意味深な会話だ。

惑星オルガリアの長老が予言した惑星連邦とクリンゴン帝国の和解は、まだまだ先の話である。

スタートレック/クリンゴン帝国の侵略.jpg
スーパー!ドラマHPより

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