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【Netflix鑑賞】透明人間(1954年)

透明人間(1954年)
 制作年  1954年
 監督   小田基義
 出演   河津清三郎、三條美紀、高田稔、土屋嘉男、大友伸、
      植村謙二郎、植村謙二郎、藤原釜足、近藤圭子ほか
 劇場公開 1954年12月
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年10月


 邦画にも「透明人間」があると知って機会があれば見てみたいと思っていた。
Netflixで肺セインされていたので、さっそく鑑賞してみることに。
少し前から「空の大怪獣ラドン(1956年)」、「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ(1966年)」や「モスラ(1961年)」などの古い怪獣もの、そして「ガス人間第1号(1960年)」から始まる東宝SF変身人間シリーズが配信されていて「どういう風の吹きまわしかなぁ」と思っていたら本作も配信された。

実は、当然といえば当然だがSF映画だと思っていた。
いやぁ、まいったな。
こりゃぁ、特撮人情ものではないか?
かなりのお涙頂戴物語だったのには驚いた。

戦争中の秘密兵器として秘かに開発された鉄人、じゃない透明人間。
積極の悪化により南方の戦場で全員玉砕!
だが2名の生き残りが、ひっそりと戦後日本で暮らしていた。

そのうちの一人が銀座四丁目で交通事故に遭い死亡する。
透明人間、やっぱり透明化から元へ戻るのは難しかったという設定。
その死によって肉体を取り戻すことができるという哀しい話…
かれは自殺だった。
もう一人の透明人間に「君は強く生きて欲しい」と遺言を残して。

さて物語は、その透明人間の名をかたって強奪を繰り返すギャング(なぜヤクザと言わないのかな?)の犯罪物語として始まる。
ギャングのアジトはキャバレー。
銀行だったか宝石店だったか忘れたけれど、警備員をしているお爺ちゃん。
盲目の孫娘と二人で暮らしている。
近々、仕事で大金(10万円)が入るらしく「その金で手術しよう。そうすれば目が見えるようになる」って…
泣ける話だなぁ。
二階に住んでいるピエロのオジサンも優しい。

向かいのアパートに暮らす盲目の少女のお友達のお姐さん。
彼女は強盗団のアジトのキャバレーで歌手剣ダンサーとして働いている。
お爺さんと知り合いということで、ボスから強盗に入った際に鍵を渡すよう頼めと言われ断っていた。
ということで若いチンピラが直談判、10万円を餌にお爺さんを口説き倒した。
強奪の日、鍵を返すと見せかけてボスはお爺さんを射殺!
その現場は心配して後をつけたお姐さんが見ていた。

今度もまた、透明人間の仕業に見せかける強盗団。
ついに透明人間は立ち上がる。
お爺さんを殺すなんて!
なんと透明人間は、あの優しいピエロ(サンドイッチマン)だったのだ!

彼がピエロの格好をするのは、その格好で外を歩いていても誰も不自然に思わない。
そうだよなぁ、サンドイッチマンっていたよなぁ。
辛うじて記憶に残っている。
小学校低学年(昭和20年代後半の札幌市)だったと思う。
いつの間にか見なくなったのはテレビの普及と関係あるのかな。

透明人間は、お姐さんと盲目の少女との生活を夢見て強盗団に立ち向かう。
一連の強盗事件が透明人間の仕業であることを疑って独自に調査していた新聞記者が彼の正体を見破り、一緒に強盗団を追い詰めるのだが…

いやはや映像のチープさは戦後9年だから致し方ない。
とは言うものの特撮のレベル、「ゴジラ(1954年)」より酷いなぁ。
脚本もチープ過ぎる。
どうして「ガス人間第1号」のようにSFよりにしなかったのかな?
もう少し透明人間そのものにスポットを当てた物語にすれば、SF変身人間シリーズとして仲間入りできたのに…

透明人間 - 小田基義, 日高繁明
透明人間 - 小田基義, 日高繁明

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