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【Netflix鑑賞】スタートレック/ゴリラの惑星

スタートレック/ゴリラの惑星
 制作年  1966年
 監督   ロバート・ギスト
 出演   ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、
      ジョージ・タケイ、ニシェル・ニコルズ、ジェームズ・ドゥーアン、
      ジョン・クロフォード、ドン・マーシャル、ピーター・マルコ、
      リース・ボーン、ブランド・ウッズほか
 劇場公開 劇場未公開
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年11月


 何だか酷い邦題だなぁ。
ガリレオでゴリラ?
ダジャレてる?それとも単純にGalileoをゴリラと読み間違った?
そりゃぁ、ゴリラみたいなバケモノも登場するけれど…
そういうテーマの話ではないでしょう!
本作は論理のバルカン人スポックが小型艇とはいえ、初めて艦長として任務にあたる物語で、リーダーの資質について一つの見解を語っている。

スポックはバルカン人と地球人の混血である。
つまり地球人からすると異質の人種ということになる。
その彼が論理を武器に調査隊の調査任務においてリーダーとなる。
ところが、ガリレオはコントロールを失い、クェイサー現象のムラサキ312の中心部へ引き寄せられてしまう。
イオン化現象で計器は使用不能となり、ガリレオは消息を絶ってしまうのだった。

一方、エンタープライズは植民地、ニューパリへ緊急医薬品を届ける任務の途中。
クェイサー現象のムラサキ312には太陽系が4つあり、ガリレオの捜査には多くの時間を要するが、急がなければニューパリは伝染病で全滅してしまう。
カーク船長は、リーダーとしてギリギリの選択を迫られた。
同乗している銀河連邦のフェリス・コミッショナー(緊急医薬品輸送の責任者)が、探索を中止し輸送業務を優先するよう迫る中、カーク船長は2日間の猶予をもらいガリレオの探索を開始した。
だが、探索は困難を極めた…

 一方、4つの太陽系から地球型の惑星を発見し緊急避難したガリレオ。
しかし磁力作用で加速して突入してしまったガリレオは、自力帰艦はほぼ絶望的な状態であることが判明した。
しかも、重量をあと250キロ(だったかな?)減らさないと、この周回軌道に乗るための燃料さえ足らないのだった。

ガリレオのメンバーは、全員で7名。
彼らの議論が、なかなか面白い。
後のスポックのキャラクターの全てが、このエピソードで表現されている。
特に興味深いのは死亡した隊員の埋葬を巡る議論。
文化的な差が生む軋轢が見事に表象されている。
しかし、
最終的にカークは、捨て身の交渉で2日間の探索時間を得て、ギリギリまで部下の救出を諦めなかった。
またスポックは、論理を武器にガリレオを周回軌道に乗せることに成功した。
だが、それはエンタープライズがニューパリへ向かうため軌道を離れた直後!
万事休す、万策尽きたかと思った隊員たちだったが、スポックは諦めず一か八かの賭けに出たのである。

なんと突然燃料タンクを捨て大気圏に突入、自ら燃え尽きることで救難信号とし、親友カーク船長が気づいてくれることに賭けた。
なぜなら彼もまたニューパリへ出発したとしても、自分たちの救出を最後まであきらめないだろうから…

無事に、エンタープライズに転送されたメンバーたち。
便利な転送装置だなぁ、という思いは横に置く。
ブリッジでのスポック、マッコイ、カークの会話が面白い。
事態の対応についてスポックに説明を求めるカーク船長。
燃料タンクの切り離しは、はなはだ感情的な行為であったと言わせたいカークとマッコイだったが、スポックは認めない。
「事態を論理的に分析したところ、全く悲観的な結果でした。…その結果私の論理では必死になって行動するのが一番好ましいと結論をづけたのです。全て論理的に説明できますよ」と応えるのだった。

まぁ、台詞はちょっと違うかもしれないけれど…頑固だねぇ。
つまりは人間的であること、非論理的ないしは感情的な面がないとリーダーとしての資質に欠けるということなのだろう。
これはスタートレックに流れる一貫した思想である。
同時にスポックの人間性(!)を表す最初のエピソードでもある。

安心の幕引きだけれど、映像的には面白くはなかった。
なんでゴリラ風なんだろうなぁ…
キングコングの伝統か?

スタートレック/ゴリラの惑星.jpg
スーパー!ドラマHPより

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