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【DVD鑑賞】火の森

火の森
 制作年  1970年
 監督   トニーノ・チェルヴィ
 出演   レイモンド・ラヴロック、シルヴィア・モンティ、
      エデ・ポリトフ、ユーリン・スチュアート、
      グイド・アルベルティほか
 劇場公開 1971年6月
 録画日  DVD形式 2020年11月1日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年11月


 知っている女優は誰も出ていない。
半年くらい前に録画しようと思ったのではないかと思うけれど、理由は不明。
タイトルが気に入ったのかな?
いやぁ…

DVDのジャケットをまじまじと見てみる。
うーん、どうやらこの絵柄かなぁ。
作品紹介記事を読むと「旅の青年が、森に住む三人の美女と知り合い、彼女たちの家に招待される。その日以来、彼は女性たちの奇妙な歓待を受けるが……。怪奇の世界に迷い込んだ青年を描く幻想譚」とある。(TSUTAYA HPによる)
おっ、この「幻想譚」が琴線に触れたかな?

作品冒頭の出演者にレイモンド・ラヴロック。
ん?聞いたことある名前だな、観終わったら調べてみよう。
ということで調べた。
ふぅむ、どうやら歌手として耳に入ってきたような気がする。
「恋は嵐」という曲が流行ったようだが、憶えていないなぁ。
本作でもテーマ曲を歌っている。

「ガラスの部屋(1969年)」という作品で人気を博したらしい。
あ、これも雑誌で見たような気がしてきたな。
ルノー・ヴェルレーと並んでアイドル的存在だったとな…
そういえば、そうだったかもしれないな。
ちなみに出演作品コレクションは「カサンドラ・クロス(1976年)」だけ。
記憶にはないけれど…
 
冒頭のシーンはバイクの一人旅。
バックに彼の歌が流れている…
途中、パンク中の高級車に遭遇、タイヤ交換をする主人公。
運転していた紳士との会話が60年、70年代を象徴している。
紳士:「身なりは酷いが親切だな。仕事もしないで何をしている」
若者:「自由を求めて旅をしている。その先に何があるかは分からない」
紳士:「なんてだらしのない奴だ、真面目に働け」
若者:「そんな縛り付けるような価値観は古すぎる」

しかし、この紳士、意外にそこ意地が悪くタイヤ交換中に若者のバイクの前輪にくぎを刺してパンクさせてしまう。
タイヤ交換後、礼を言うどころか暴言を吐いて立ち去る紳士。
バイクを修理して追いかける若者。
紳士の車と並走、紳士の車は道路をはみ出し木にぶつかって死亡してしまう…
うーん、この出来事が、寓意として巧くラストに繋がらないんだなぁ。
ただ、あの時の紳士かで終わっちゃう。

 その後、若者は旅を続け森に住む三人の美女の奇妙な歓待を受けるわけだが…
うーん、もう少しエロティックな路線に振って欲しかったなぁ。
当時のアイドルであったレイモンド・ラヴロック的には、これが限界なのかな?

なんだかまどろっこしい謎の歓待劇が続く。
テンポが悪いなぁ。
三人のうちの一人の誕生パーティーか何かが開かれ、そこに招待されるのだが…
正装した怪しい貴族連中の集まりみたい…
ホラーテイストも出てきたが…

やや唐突に若者、惨殺されちゃう。
冒頭の紳士登場!
彼らは、最近(1960年代)、若者の間で流行し始めた自由という思想を世の中から抹殺しようとしている悪魔と魔女の集まりだった。
ははぁ、冒頭で紳士が言っていたことはコレのことか…

その主張は悪くないと思う。
でも、それにしちゃぁ出来はよくない。
せっかく始まった欧州風イージーライダーの冒頭シーンが、金持ちのボンボンの自分探しの旅ぶなってしまったように思うし、美女たちの怪しげな歓待も意味不明。
魔女が人間の若者を誘惑するだけのエロティックムービーでよかったのに…

火の森 [DVD] - レイモンド・ラヴロック, シルヴィア・モンティ, エデ・ポリトフ, イヴリン・スチュアート, トニーノ・チェルヴィ, ラウール・カッツ, トニーノ・チェルヴィ, アントニオ・トロイソ, アントニオ・ベネデッティ, レイモンド・ラヴロック
火の森 [DVD] - レイモンド・ラヴロック, シルヴィア・モンティ, エデ・ポリトフ, イヴリン・スチュアート, トニーノ・チェルヴィ, ラウール・カッツ, トニーノ・チェルヴィ, アントニオ・トロイソ, アントニオ・ベネデッティ, レイモンド・ラヴロック

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