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【Netflix鑑賞】レプリカズ

レプリカズ
 制作年  2017年
 監督   ジェフリー・ナックマノフ
 出演   キアヌ・リーヴス、アリス・イヴ、
      トーマス・ミドルディッチ、ジョン・オーティス、
      エムジェイ・アンソニー、エミリー・アリン・リンドほか
 劇場公開 2019年5月
 録画日  DVD形式 2019年11月15日
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年10月


 「人間の意識をコンピュータに移して家族のレプリカを作った科学者の話」ということで劇場鑑賞を企んだ作品。
師と仰ぐ映画博士A氏にも、そのように報告していたのだが…結局観なった。
まぁ、終わってみれば劇場じゃなくてもよかったかなと。

後半、編集の粗さが気になった。
レプリカであることを知らされた妻が、それを受容する葛藤の時間がない。
それだけではなく主人公である夫の事情を理解する描写が無いのに、事情を知っている様子の行動をすることに違和感を感じた。

それ以外は(って、けっこう大事だけれど)、交通事故で亡くなった家族4人の複製を作る際に容器が無くって3人しか救えないという設定や、記憶を移す作業の描写もSF感があって悪くない展開の物語だった。

にも拘わらず師と仰ぐ映画博士A氏への報告には期待したほどではないと。
理由は上述のギクシャク感が一番。
次に主人公の勤める会社の陰謀も平凡だし、上司に追い詰められるシーンも全く迫力がないと酷評、挙句は「クローン万歳、主人公の技術(再生したクローンに人間の記憶を移転する)は、延命医療措置として会社が平和利用しましたとサ、というエンディングに皮肉っぽさがないのが気になる」と付け加えている。

確かに容器(ポッド)不足で再生できなかった末娘、ラストには復活していた。
21世紀のクローン映画、AI映画としては楽天的過ぎるエンディングに、これらの技術に対する批判精神がないのはパンチに欠ける。
またクローン礼賛、AI礼賛でも構わないが、それが家族4人の復活という幕引きでは疑問が残らざるを得ない。

アイ、ロボット(2004年)」も「アイランド(2005年)」も、それぞれAIやクローンの未来を肯定的に描いて幕引きだった。
それは作品の中で彼らのアイデンティティー問題が描かれることによって、観客も納得できるものだった。
しかし本作ではクローンとして再生した妻(レプリカ)のアイデンティティー問題は描かれず、自然に元の妻と同じ行動をとる不自然さが映像展開の流れのギクシャク感と相まって、どうにも納得できないエンディングになっている。

末娘の存在を再生した家族3人から消すのだけれど…
いや、生活していたら彼ら以外の人たちの記憶からバレるでしょう。
実際、末娘の学校の先生がやってきて、主人公はその場しのぎにアタフタする。
それが、いつまで続くのか…考えれば記憶の消去と言う選択はないはず。
そういう選択をせざるを得なかったという事実を残った4人が抱える中で物語が展開してゆけば、ラストのハッピーエンドも少しは納得できたかもしれない。

あるいはロボットに記憶を自分自身を埋め込んだ主人公、ワルの上司と手を組んだのなら、そしてそれがもともと彼の目的だった不治の病の人々への延命医療措置として機能させるのなら、そこを中心に物語を展開すべきだった。
味わい的には皮肉っぽく感じられるけれど…薄味で手抜き感が強いかな。

本作、DVD形式で録画したのだけれど、お手軽なNetflixを利用してしまった。
今後はこういうケースが増えるんだろうなぁ。
録画データはハードディスクに保存することにした。
でもハードディスクの信頼度は、どうなんだろう?
壊れたら保存してある作品、全部ぱぁになっちゃうんだよなぁ。
DVDやBDなら、録画したその作品だけで済むのに…
難しいところだ。
数年したら壊れる前に新しい装置に保存しなおすという作業が必要なのかも。
面倒くさいなぁ…

レプリカズ [Blu-ray] - キアヌ・リーブス, アリス・イブ, トーマス・ミドルディッチ, ジョン・オーティス, ジェフリー・ナックマノフ
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