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【Netflix鑑賞】スタートレック/二人のカーク

スタートレック/二人のカーク
 制作年  1966年
 監督   マーク・ダニエルズ
 出演   ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、デフォレスト・ケリー、
      ジョージ・タケイ、ニシェル・ニコルズ、エドワード・マッデン、
      ガーランド・トンプソン、ジム・グッドウィンほか
 劇場公開 劇場未公開
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年10月


 転送装置の故障によりカーク船長分裂するの巻。
まるで「ジキル博士とハイド氏」みたいだなぁ。
まぁ、それを念頭においた物語だと思うけれど…

ジキル博士は、人の心には悪と善が同居していると唱え、それを分離することで善は一層善らしくなり、悪は解放されたことを喜び感謝の念を抱くとした。
そして薬物によって精神を分離したのだが、本作では転送装置がその役割を担い(故障が原因だけれど)、善と悪のカークが同時に存在してしまった。
19世紀末の原作小説と20世紀中盤の科学の差かな。

ジキル博士は善と悪が同居する人間は弱い存在と考えた。
彼の不幸を描くことで作者自身は、それを否定したと思う。
本作ではリーダーシップという形で、同じことを表現する。
善き人として分離したカーク船長は優柔不断で決められない男になる。
悪しき人として分離したカーク船長は判断力はあるが独善的である。

うーん、悪しきカーク船長、女性乗務員に迫りまくる。
あれ?もうすでに「光るめだま(19966年)」と映像の混在が起きてるか?
「俺が船長だっ!俺の命令に従えっ!」と叫ぶカーク船長の眼差しの異様さ。
ウィリアム・シャトナー、迫真の演技だなぁ。
この人、他の出演作品をほとんど観たことないけれどパッとしないんだよなぁ。

悪しきカーク船長、善きカーク船長を殺して己だけが船長になろうとするが、そうなれば二人とも死んでしまうと善きカークに説得される。
優柔不断だった善きカーク船長、最後は決断するわけだ。
善き心を持った者が、最後は勝つという図式である。
無事に転送装置も修復され、二人は再び合体する。

本作を観ながら敬愛する元上司Mr.身勝手君の名言「人は右手で正しいことをしながら左手で悪事を働く」を思い出した。(左右は逆だったかも)
まぁ、多面性があるほうが人間としては面白い。

そういえば忘れていたが今回エンタープライズは、惑星アルファ117で鉱石の標本を採集していたのだった。
地上班を収容する際に乗務員の宇宙服に付着していた黄色い鉱石の影響を受け、転送装置が故障したのだった。
カーク船長を転送によって収容した後、二人のカークになってしまったことを受け、残りの地上班は待機となったのだが…
地上は夜になると極寒となる。
氷点下70℃だったかなぁ、まだまだ下がるらしい。
地上に残ったスールーとスポック、マッコイ、カーク船長との会話が愉快。
例えば…
 スールー;転送装置がダメなら、長いロープで熱いコーヒーを下ろしてもらうわけにはいかないでしょうかね?"
 カーク :なんとか考えよう。
 スールー;コーヒーがなきゃ酒(熱燗)でもいいです。

スールー、日本人じゃありませんよ、監督さん!

kirkTransporter_KIrks_EVil_counterpart.jpg

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