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【Netflix鑑賞】スター・トレック/惑星M113の吸血獣

スター・トレック/惑星M113の吸血獣
 制作年  1966年
 監督   マーク・ダニエルズ
 出演   ウィリアム・シャトナー、レナード・ニモイ、
      デフォレスト・ケリー、アルフレッド・ライダー、
      ジャンヌ・バル、ブルース・ワトソンほか
 劇場公開 劇場未公開(Netflix配信)
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年10月


 考古学者のクレイター博士と妻のナンシーは、惑星の遺跡の調査・研究を5年間も続けていた。
宇宙連邦(?)の規則で年に1度は定期健康診断を受ける規則になっている。
すごいな、現代の日本の会社員と同じじゃないか。
と言いながら、若い頃は身体検査のような健康診断を受診することに意味を見出せなくて、熱心に受けることはなかった。
毎年、定期的に受信するようになったのは仙台に転勤した平成3年から。
それも総務に口うるさい(失礼だな)人がいて、仕方なく受診した。
35歳を過ぎていたので身体検査のほかに心電図と血圧の計測が加わったので、少しは健康診断っぽくなった。

それはさておきクレイター博士、体調に問題はないが塩がないので補給してくれと意味不明の言葉を繰り返す。
カーク船長、マッコイ医師、それと若い乗組員の三人は夫人のナンシーに迎えられるのだが、不思議なことに彼女は三人三様に見えるのだった。
ナンシー夫人、実は10年ほど前はマッコイの恋人。
マッコイには、その時の姿のままのナンシーが、カークには年相応の女性として、そして若い乗組員にはキャバレーの若いホステス(死語か)のように見えたのだった。
まぁ、これ観客にはナンシーの不可思議さを伝えてはいるけれど、流れが不自然で映像的に成功しているとは言えないかなぁ。
別な方法のほうが(巧い方法は浮かばないけれど)流れが自然ではないか?

クレイター博士の対応を巡って押し問答している間に、若い乗組員が死亡する。
不思議な死に方で毒の花を口にしたからだと現場にいたナンシーは言うが、俄かには信じ難く調べると毒物は検出されず、代わりに体中の塩分が無くなっていた…

血液を吸うのではなく塩分を吸うことになった事情は何だろう?
米国での放送時間帯の絡みで血の赤はご法度だったとか…
あるいは、血液よりナトリウムのほうがSFっぽい感覚があったのかな?
今となってはホラー的な要素も皆無だし、なにより吸血鬼の造形の質感が酷い。
笑っちゃうよ、この姿には。

まぁ、本作のテーマは吸血ホラーではなく、そういった不思議な生物が存在する宇宙の不思議さと、その生物が絶滅寸前というか最後の一匹だということ。
人類にとっては吸血鬼だけれど、一つの生命体としては生きるための自然な行為。
共存繁栄は不可能なのか?
そういうことがテーマなのだろうと思う。
もう一つ、この生命体は人間の心を読み、彼が相手に求める姿に変身できること。
これもある意味では彼の生物の生き残りの過程で取得した能力なのだろう。
そのことに翻弄される人間。

もしかするとナンシーは種の保存のために自らの命(塩分)を差し出したのかもしれないし、クレイター博士は生命体が博士の望んだナンシーに変身することで悲しみが癒され、種の保存に注力していたのかもしれない。
その生活形態が未来永劫続くとは思わないが、ある種の刹那的共存関係だったと言えるかもしれない。
カーク船長たちが定期健康診断の任務に就いたのが運の尽き…
罪なことをしたものだ。

スター・トレック/惑星M113の吸血獣.jpg

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