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【DVD鑑賞】グッドナイト・マミー

グッドナイト・マミー
 制作年  2014年
 監督   ヴェロニカ・フランツ、ゼヴリン・フィアラ
 出演   ズザンネ・ヴースト、エリアス・シュヴァルツ、
      ルーカス・シュヴァルツ、ハンス・エッシャー、
      クリスティアン・シャッツほか
 劇場公開 2016年1月
 録画日  DVD形式 2018年4月23日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年9月


 きっとDVDジャケットのミイラ風の女性の姿に惹かれて録画しただのろうなぁ。
知っている俳優さんは出演していないので、他に考えようがない。

物語はママというより双子の兄エリアスと弟ルーカスの子供たち(!)が主役。
家の周囲で仲良く遊ぶ風景とミイラのように包帯を顔に巻いている母親の姿のアンバランスが、適度な緊張感を生み出しながら物語は展開してゆく。
そしてエリアスとルーカスは、母が本当は別人ではないかと疑いだすのだが…

徐々に、暴走の度合いを深めるエリアスとルーカス。
構成上のミスリード映像もあって、当初は怪しげな母親なのだが…
騙しといえば騙しだろうけれど、母親のミイラ姿もミスリードの一つだった。
中盤以降、さすがに子供たち二人にベッドに縛り付けられ「本当はママじゃないんだろ。僕らのママを返せ!」と痛い目に遭わされるようになってからは、怪しいのは二人の子供のほうか?と思い始める。

となると二人は悪魔の使い?
いや、宗教絡みの展開はなかったしなぁ…
どういう話になるんだ?と思わせるのは、なかなか巧い展開である。
実は、母親が顔を包帯で覆っているのは交通事故で怪我をしたから。
「本当のママじゃない!」というのは、整形手術で顔が変わってしまったのか。
事故で弟のルーカスも亡くなってしまった。

おそらく父親が映像として登場しないのも家族で事故に遭ったためだろうか。
でもラストに草原で幸せそうにしている姿は親子3人、父親はいなかったな。
そういう明るいラストの映像なのだけれど、実は「天国で幸せに暮らしましたとさ」という考えようによっては後味の悪い物語である。
これをルーカスの呪いと考えるか、双子の霊的な繋がりの強さと考えるかで物語の評価も変わってくるかもしれない。
個人的には、どちらか明確になっているほうがスッキリしてよいかなと思うが…

ロケーションも、ほとんどが家の中なので無駄に金を使っていない。
でもチープな感じはしない。
期待したミイラものではなかったが、妙な緊張感を漂わせる映像は嫌いではない。
映像的なホラー度合いも少なめだが、後から考えるとぞっとする。
死後の世界を信じてはいないけれど、人間の心というのは悲しい出来事、受け入れられない出来事に遭遇すると、このように魂が囚われてしまうものかも知れない。
観て損はない。

グッドナイト・マミー [DVD] - スザンネ・ベスト, エリアス・シュワルツ, ルーカス・シュワルツ, ハンス・エッシャー, ヴェロニカ・フランツ
グッドナイト・マミー [DVD] - スザンネ・ベスト, エリアス・シュワルツ, ルーカス・シュワルツ, ハンス・エッシャー, ヴェロニカ・フランツ

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