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【DVD鑑賞】勝手にしやがれ

勝手にしやがれ
 制作年  1959年
 監督   ジャン=リュック・ゴダール
 出演   ジャン=ポール・ベルモンド、ジーン・セバーグ、
      ダニエル・ブーランジェ、ジャン=ピエール・メルヴィル、
      アンリ=ジャック・ユエ、ジャン=リュック・ゴダールほか
 劇場公開 1960年3月
 録画日  DVD形式 2019年9月16日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年9月


 ははぁ、これがヌーベルバーグかぁ…
その雰囲気を理解する作品としては、丁度よいのかもしれない。
自分の場合は、単にジーン・セバーグ狙いの鑑賞である。
ジャン=ポール・ベルモンドも出ているから、いずれは鑑賞することになったかも知れないが、もっと時間を要しただろう。
それを想うと、女優の影響力は大きい…

「時間の経過を無視して同じアングルのショットを繋ぎ合わせるジャンプカットという技法を用いたり、手持ちカメラでの街頭撮影、高感度フィルムの利用、即興演出、隠し撮り、唐突なクローズアップなど、これまでの映画の既成概念をひっくり返し、映画の文法を壊した、映画史に残る作品となった。本作でゴダールはヌーベルバーグの旗手となり、アメリカン・ニューシネマなどに多大な影響を与えた。」
これはウィキペディアからの引用。

映画撮影技術のことは詳しくないので分からないので、どれだけ斬新なのかはピンとこないというのが正直なところだ。
ただ、どうも既成概念というのか価値観に猛烈に反発していることは感じる。
それはジャン=ポール・ベルモンドとジーン・セバーグの関係性にある。
それまでの恋愛物語とは、基の価値観が、特に女性側の価値観が違うように思う。

ところで本作鑑賞前に思っていたことの一つ。
カサブランカ(1942年)」のハンフリー・ボガードを歌った「カサブランカ・ダンディ」、阿久悠作詞だから同じ流れで「勝手にしやがれ」は本作をイメージしているのだろうと思った。
だからジーン・セバーグがベッドから出てゆく姿の映像を期待していた。
♪壁際に 寝返りうって♪
♪背中できいている♪
♪やっぱりお前は出て行くんだな♪
ジーン・セバーグが、男物の寝間着を脱ぎ捨てて…そんな感じかな。
実際には映画の内容とは関係ない。
でも、イメージはあるな。
さすが、阿久悠!

 さて物語。
ハンフリー・ボガートに憧れているミシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)というコソ泥あるいはチンピラが車を盗んでパリに向かう途中、白バイの警察に追跡され警官を射殺してしまう。
あらら、悪びれた様子がない…
パリに着いたミシェル、ギャンブルで儲けた金なのか貸した金なのか、友人たちを回って金を集める。
堅気な商売じゃないなぁ。

こんな奴が何故、まっとうな女性パトリシア(ジーン・セバーグ)といい仲なのか?
しかも一度は肉体関係もあった様子。
納得できんぞっ!
彼女はミッシェルが、そんな男とは思ってもいない様子。
いや、あとで気がつくのだけれど…
この優柔不断な恋愛感情が、新しい感覚なのかな?
けっこう悪に堕ちてゆく物語が多い中、ウジウジと思い悩んでいる。
まぁ、結局はミッシェルを警察に売る(?)のだけれど…
いやいや、真っ当な市民として為すべきことを為しただけですからね。パトリシア。

本作の見所の一つは二人の会話らしい。
例えばケンカをするとミシェルはパトリシアが不得手なフランス語でまくし立てる、あるいは駐車場から車を盗んで逃げる際、ミシェルがパトリシアに対して「出口の係員には英語で今晩はと言え」と指示する。
彼女が「Good night!」と言うと無事に外に脱出できる。
うーん、ジャン=ポール・ベルモンド、フランス語でまくし立ててた?
気づかなかったな。
それに、ここではラストに繋がる「ケス・ク・セ・デグラス」と「「ケス・ク・セ・〇〇」という台詞があるらしいのだが…全然、分からん。
字幕ばっかり追いかけてるせいかな。

アマメリカン・ニューシネマも影響を受けたという本作だが、現在の視点で見ると低予算のB級ラブロマンスにしか見えないなぁ。
カーチェイスもアクションも、フワフワしてる。
1959年制作だからなぁ、致し方ない。

天使の入江(1963年)」でも感じたけれど、同時代の日本の風景に比べると憧れる街並みの風景や暮らしぶり。
こりゃぁ、洋モノカブレになるわなぁ。
この当時、フォードは欧州でそれなりのブランドだったのだな。

セシールカットのジーン・セバーグ。
いいねぇ。
やっぱりショートヘアーがいいなぁ。

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