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【DVD鑑賞】移動都市/モータル・エンジン

移動都市/モータル・エンジン
 制作年  2018年
 監督   クリスチャン・リヴァーズ
 出演   ヒューゴ・ウィーヴィング、ヘラ・ヒルマー、
      ロバート・シーアン、ジヘ、ローナン・ラフテリー、
      レイラ・ジョージ、カレン・ピストリアスほか
 劇場公開 2019年3月
 録画日  DVD形式 2019年10月15日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年8月


 予告編を観ながら「都市のバトルかぁ、凄いな」と思った。
これはCGてんこ盛り映像の好きなMMシアターMさんに声をかけてみようかと思ったのだが、「ファンタジーじゃないからなぁ」と思い直した…ような気がする。
あるいは公開が3月だから、年度末でMさんの予定がつかなかったのかも。
ん?でもMさんの昼間の会社、3月決算じゃなかったかな。
でも世の中は年度末、夜のお店も忙しかっただろう。
いずれにしてもMMシアター鑑賞会も一人劇場鑑賞もしていない。

もう一つ、ヒロインのヘラ・ヒルマーのポスターの絵柄が、「ローグ・ワン/スター・ウォーズストーリー(2016年)」のフェリシティ・ジョーンズに似ていた…
まぁ、スカーフというかマスクを取ると全然違ったのだけれど。
実は本作、一ヶ月ほど前に(2020年7月のこと)途中まで鑑賞している。
途中で止めたのは、それが要因の一つかもしれない。
以上、記憶の捏造になりかねない部分もあるが鑑賞記録を書くに際して、とりあえず思いついたことを書き並べてみた。

 不親切な作品である。
移動都市成立の背景説明が不足していて、なぜそういう戦争状態にあるのか、反移動都市はなぜ存在しリーダーが中国系なのか(制作資本もあるだろうけど)、空中都市はなぜ存在し中立なのか、などなど数え上げればきりがないほど疑問が多い。
疑問が疑問のままでも楽しめる作品はあるが、本作はそれでは不親切過ぎて理解不能の展開が多すぎ困ってしまった。

観たことはないけれど「ハウルの動く城(2004年)」のような都市が、生存競争のように戦うようになったのは数千年も前のはるか昔、中国と米国の二大国家が繰り広げた核戦争によるものらしい。
この戦争で要した時間が開始から終了までたったの60分だったため、史実には60分戦争と呼ばれており、その遺物(?)が大英博物館に展示されている。
遺物はオールドテクノロジー(略してオールドテク)と言われており、スマートフォンやPCは骨董品として扱われている。
なかでもメドゥーサと呼ばれるオールドテクは、200kmの射程距離を持つレーザー型の兵器で、物語ではそのコントローラーを巡る争いが描かれる。

悪党サディアス・ヴァレンタインはメドゥーサを使って、反移動都市にあるはずの豊富な資源を支配しようとしている。
だから戦いは移動都市VS反移動都市の生き残りをかけた生存競争でもある。
そこはスケールが大きいのだが、そこにヒロインの私怨に満ち満ちた復讐劇が絡むので、話が必要以上に分かりにくくなっている。

ヒロインの母親はメドゥーサの研究をしていたようだが、サディアスとは対立関係。
ある日、幼かったヒロインの目の前で彼女はサディアスに殺されてしまう。
メドゥーサを停止させるコントローラ(チップ?)はヒロインに託された。

ややこしいのは幼いヒロインが、この後ターミネーターのようなシュライクというロボット戦士(?)に助けられ育てられることになるのだ。
元は人間だったシュライクは、やがて彼女に愛情を抱くようになり彼女との間で自分と同じロボットになるよう約束する。
ある日、サディアスが移動都市ロンドンに乗ってやってくることを知った彼女は、シュライクの元を去りロンドンに現れるのだが、このあたりの流れの描写が薄すぎてサディアスがヒロインを倒すためにシュライクを刑務所から解放する意味も、シュライクが異常なまでにヒロインに執着する訳も分かりにくい。

まぁ、つまらない訳ではないしCG映像も悪くはないのだけれど…
お金がかかっているわりには、ワクワクしないんだよなぁ。
原作小説、きっとボリュームあるんだろう。
詰め込み過ぎて原作を知っている人向けになってしまったかも。
もっと流れを絞ったほうがよかったのではないか?
シュライクのくだりは、どうせこの程度の描写なら端折っていい。
単にサディアスが製造したターミネーターでよい。
いや、いっそ登場させなくていい。

ラストも安直すぎるのではないか。
なんとなく「イーオン・フラックス(2005年)」みたいで、今となっては締まりがないと思うのだが、どうだろうか。
この感覚は「宇宙戦争(2005年)」に感じた感覚と同じだな。
19世紀末の原作小説の時代では画期的だったエンディングも、1950年代ならまだしも21世紀にそのまま採用したのでは陳腐に見える。
まっ、本作の場合は続編アリのエンディングだろうけれど…それにしてもではある。

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