0コメント

【BD鑑賞】ナイトクローラー

ナイトクローラー
 制作年  2014年
 監督   ダン・ギルロイ
 出演   ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、
      リズ・アーメッド、ビル・パクストン、
      アン・キューザックほか
 劇場公開 2015年8月
 録画日  BD形式 2016年9月4日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年8月


 ナイトクローラーというのは、
 1.大ミミズ(夜間に地上にはい出て動くミミズ)
 2.夜間に活動する人
 3.(悪いことをたくらんで)夜遅くにうろうろと歩き回る人
のことを言うのだそうだ。
WOWOWの作品紹介記事には「夜の街をはい回り、事件や事故現場にいち早く駆けつけて刺激的な映像を撮影しては、TV局に高値で売りつける報道パパラッチ」のことと説明されている。

この記事を読んだはずだが、すっかり忘れていて(まぁ、4年も前のことだ)、いつしか夜の街の悪を正す自警団(米国伝統)の物語だと記憶されてしまった。
記憶の捏造が起きた大きな要因はDVDのパッケージ画像ではないかと思うが…

視聴率至上主義が生み出すTV業界に、まるで腐肉に群がるハイエナのごとく他人の不幸を食い物にして、特ダネを追い続ける恐るべき報道パパラッチ。
その実態が垣間見える物語で、なかなか見応えはある。
日本でも起きていることなのだろうか?
見ながらふと思ったことが二つ。

 一つは、これってTV業界の制作手法が下請け制度になっているために激化した現象ではないだろうか?
もちろん前提には視聴率至上主義があるけれども、ニュース提供者が違法な行為を働いてまで映像を売りつけるのは、TV局自身がすべて自前で制作していたら自己規制や物理的制約(資金や人的資源)によって、ここまでエスカレートしないのでは?

 もう一つは、最近よく見かける視聴者提供映像。
スマートフォンの登場によって、ビデオカメラより手軽に高品質な動画を誰でも撮影できるようになった。
今は金一封ぐらいで済んでいるのかもしれないが、やがて衝撃的な映像を高く売りつけようとする徒輩(やから)が登場するのではないか?
さらに本作で描かれるように、殺人犯の逮捕劇を演出するような事態にまで発展するのではないか?
なにしろ現在だって制作子会社(さらにその下請け?)によって製作された、やらせ番組は後を立たない。
文化の違いがあるから、本作のようなコトは起きないだろうが…

本作の見所は、このパパラッチ的情報提供会社を起業した主人公が、作品の中では否定されないことだろう。
ラストは、さらに会社を大きくして活躍の場を広げるところで幕引きだ。
なかなか思い切ったエンディングではないかと思う。

ナイトクローラー [Blu-ray] - ジェイク・ギレンホール, レネ・ルッソ, リズ・アーメッド, ビル・パクストン, ダン・ギルロイ
ナイトクローラー [Blu-ray] - ジェイク・ギレンホール, レネ・ルッソ, リズ・アーメッド, ビル・パクストン, ダン・ギルロイ

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント