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【BD鑑賞】ウエスタン

ウエスタン
 制作年  1968年
 監督   セルジオ・レオーネ
 出演   ヘンリー・フォンダ、クラウディア・カルディナーレ、
      ジェイソン・ロバーズ、チャールズ・ブロンソン、
      ガブリエル・フェルゼッティほか
 劇場公開 1969年10月
 録画日  BD形式 2019年11月12日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年7月


 ヘンリー・フォンダ、クラウディア・カルディナーレ、そしてチャールズ・ブロンソンが狙いの鑑賞である。
カトリーヌ・ドヌーヴほどのマイブームは起きていないが、若い頃苦手だったチャールズ・ブロンソンもガードが下がって観られるようになった。
西部劇の苦手意識も、ほぼなくなっているので本作はよい選択だろう。

本作が公開された1969年10月といえば中学2年。
わが青春の街である室蘭市に引っ越して半年という頃で、そろそろ映画にも興味が出てきたくらい…いや、もう少し後かな。
まぁ、そんな頃の作品ということになる。
興味が湧いてきたと言っても巷間耳にする映画少年とは違い、映画館に通い詰めるというこはなく、もっぱら映画雑誌を立ち読みするくらいだった。
そこでよく目にしたのがクラウディア・カルディナーレ。
なんとなく名前の響きがよかったのだろう、憶えている。
いや、雑誌に載っていたビキニ姿がお気に入りだっただけなのかもしれないが…

当時は出演作品など観ることもなかったが、本作の彼女がそのイメージに一番近いかもしれないなぁと思ったりした。
どういう記憶が、どう繋がってそう感じるのかは、正直、うまく言い表せないが…

うまく言い表せないと言えば本作、これまで観た西部劇(数は少ない)の中でも屈指の出来映えのように感じた。
いや違うな、一番肌に合う西部劇かなと感じた。
舞台は西部だし物語の展開も西部劇そのものなのだが、それ以上の感情を湧き立たせてくれるように思うのだ。
娯楽性の高いドンパチマカロニウエスタンとは一線を画していると思うし…
でも監督はマカロニウエスタンのセルジオ・レオーネ、大御所だよなぁ。
自分側に何か心境の変化でもあったのか?

 さて物語は鉄道の延伸を見込んで土地を開拓していた家族が皆殺しにあう。
鉄道王と呼ばれるモートンと手を組んだならず者フランク(ヘンリー・フォンダ)の仕業で、彼は現場に偽の証拠を残し山賊のシャイアン一味の犯行に見せかける。
殺された一家の主人は、再婚相手を迎え入れるための準備をしていた。

駅に降りた再婚相手のジル(クラウディア・カルディナーレ)。
迎えに来ない結婚相手にイラつきながらも馬車で彼の家に向かう。
だが、そこには一家の惨殺現場、修羅場と化していた。
すでに入籍を済ませていたジルは一人残る決心をするのだが…

実はジル、意外に曲者で…
どうやら殺された夫が残した金が目当てらしい。
罪を擦り付けられたシャイアン一味がやってきて、手を組もうということになる…

さて一方、町に風来坊がやってくる。
フランクに会うためにやって来たという男(チャールズ・ブロンソン)。
駅に降り立ちフランクの代理で出迎えた男たちを、あっと言う間に射殺する凄腕。
なぜかいつもハーモニカを吹いている。

物語は鉄道建設を巡ってシャイアン一味、フランク、モートン、ジルが利権を争う中で、ハーモニカが因縁の風来坊が復讐を果たすという展開。
チャールズ・ブロンソンの渋さが光る。
悪党のフランクを演じるヘンリー・フォンダ、おやおや、悪党とは珍しい。
あれ?アメリカの良心とか言われていたんじゃなかった?
なるほど…ウィキペディアによると「本作を観たジェーン・フォンダは父ヘンリーが
極悪非道な殺し屋のボスを演じた事が自分と弟ピーターそして自殺した母たちへの謝罪だと感じ涙を流した」とある。
それを知っていれば、別な意味でも楽しめたかな。

ラスト、ハーモニカ男、風来坊の去り具合がカッチョええなぁ。
ジルと、くっつかないところがよい。
シャイアンの死様も骨太男子の誇りが感じられる。

土地に残ったジル、駅の発展と共に幸多かれと祈る思いにさせてくれる。
途中はけっこうなアバズレ女だけれど。
そこが妄想少年の記憶のイメージと合っていたのかな。

へぇ、原題は「ONCE UPON A TIME IN THE WEST」というのか。
もう少し気の利いた邦題はなかったのかな?
あっ、急に思い出したけれどモートンとフランクが商売の相談をする列車の風景、これって「ワイルド・ワイルド・ウエスト(1999年)」がオマージュした?

ウエスタン [Blu-ray] - クラウディア・カルディナーレ, ヘンリー・フォンダ, ジェイソン・ロバーズ, チャールズ・ブロンソン, ガブリエル・フェルゼッティ, セルジオ・レオーネ
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