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【BD鑑賞】アンノウン・ボディーズ

アンノウン・ボディーズ
 制作年  2017年
 監督   ヤン・フェルヘイエン
 出演   ケーン・デ・ボーウ、ヴェルナー・デ・スメット、
      マルセル・ヘンセマ、ソフィー・ホーフラック、
      グレッグ・ティマーマンズほか
 劇場公開 2019年3月
 録画日  BD形式 2020年6月12日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年8月


 録画・鑑賞動機はタイトルだと思う。
身元不明の死体って複数形だし、連続猟奇殺人系のサスペンスが想起される。
加えてDVDジャケットの絵柄はバディものっぽいし…
しかも録画したWOWOWの作品紹介記事は「同時に発見された6人の女性の全裸死体。死体にはどれも頭部がなかった…。」で始まってる。
よしよし、スプラッター映像さえなければ好みのジャンル…で、録画釦押下。

その作品紹介記事によると、本作はベルギーのミステリー作家J・ヒーラールツの人気小説を原作にした映画化作品で、しかも第三弾なのだそうだ。
一弾、二弾は知らないけれど…日本で言えば横溝正史みたいなものか。
きっと面白いに違いない。

 なるほど、面白かった。
犯人の意外性も巧みなミスリードのせいで十分効果的に演出されている。
上出来である。

オープニングも巧い。
現場に赴いた二人の警官、フレディとボスのフィンケ。
首の無い全裸の女性死体が発見されるが、その死体には頭部がなかった。
周囲を捜索した結果、同じように首の無い女性の遺体が次々と5体も発見される。
鑑識によると、いずれの死体からも血が抜かれ指紋は酸で焼かれていた。
やがて死体の身元が判明する、被害者たちの失踪時期や職業などはバラバラで共通点が見いだせず、捜査は難航する。

くぅ、堪らないなぁ。
欧州映画だし、宗教絡みの犯罪だろうか?
そういう伏線は感じられない。
フィンケはプロファイラーのムルデルに協力を依頼する。
おや?プロファイラーものか?
フィンケはフレディのボスだし、刑事のバディものって感じではないかなぁ。

面白かったのは若いフレディがプロファイリングという科学捜査(心理学)を嫌っていることで、昔ながらの足を使ってのアナログ捜査を信条としているようだ。
普通はベテラン刑事が、そういう役割かなと思うけれど。
あとムルデルのことはオランダ人ということも気に入ら無い様子。
このあたりは国情が分からないのでピンとこないなぁ。
第二次世界大戦絡みか?
それでも事件解決に向けためぼしい成果は直ぐには出てこない…

そんなある日、新たに死体が発見される。
二人は現場に急行、フレディは近くを徘徊しているリナという女性を見つける。
後に彼女は警察についての批判的論評などを書く精神科医だったと分かる。
フレディが彼女を見つけた時、リナは半裸で記憶も曖昧だった。
彼は彼女が事件に巻き込まれたのではないかと案じる。
おや、色恋沙汰担当かな?リナは。

一方、ムルデルのプロファイリングで、犯人はケルンからこの地へやってきた者である可能性が高いことが分かる。
彼らは複数の容疑者からゲームクリエイターのホイバーグと、米国大使館に勤めるコーディが怪しいと目星をつける。

この後、観客には最も怪しいと思われる青年が登場する。
リナの元患者のようでサイコというのか、興奮状態で行動が暴力的になる人物。
リナとデキちゃったフレディも襲われたりする。
ところが捜査を進めるとコーディはシロ、状況証拠的に怪しかったホイバーグは自殺してしまい、スッキリしないけれど事件は一件落着のように思えたが…

リナと一緒に青年の治療にあたっていた女性看護師が殺害される。
ちょっと急展開だけれど…
リナも失踪、明らかに青年と行動を共にしている。
青年は錯乱状態、警察からの逃亡中に銃撃戦となり、これまたスッキリしない事件解決かと思いきや…

 サスペンスの段取り的には上出来なのだが、実は犯行の動機がはっきりしない。
その意味では事件は未解決であり観客的には大いに不満が残る。
真犯人が明らかになる過程は、実に面白いので残念な気がする。

薄味だけれどラストを観る限りバディものでもあるかな。

アンノウン・ボディーズ [DVD] - ケーン・デ・ボーウ, ヴェルナー・デ・スメット, ヤン・フェルヘイエン
アンノウン・ボディーズ [DVD] - ケーン・デ・ボーウ, ヴェルナー・デ・スメット, ヤン・フェルヘイエン

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