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【BD鑑賞】カサブランカ

カサブランカ
 制作年  1942年
 監督   マイケル・カーティス
 出演   ハンフリー・ボガート、イングリッド・バーグマン、
      ポール・ヘンリード、クロード・レインズほか
 劇場公開 1946年6月
 録画日  DVD形式 2008年3月16日
      BD形式  2014年10月13日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2008年3月頃
      BD鑑賞  2020年8月


 先月(2020年7月)、期せずしてハンフリー・ボガート3作品を鑑賞した。
彼の出演を知って鑑賞した「必死の逃亡者(1955年)」、知らずにベティ・デイヴィス狙いで鑑賞した「札つき女(1937年)」と「化石の森(1936年)」にもハンフリー・ボガートが出演していたのだ。
「必死の逃亡者」と「化石の森」は悪党、「札つき女」は次席検事役だったが、ハンフリー・ボガートって悪役のほうがサマになってるんじゃないかと思った。
ケイン号の叛乱(1954年)」のダメダメ艦長も悪くなかったが、じゃあ、カッコよさの典型である本作はどうなのかと、以前はあまりよいと思わなかったので、確認(?)の意味で本作を再鑑賞してみることにした。

反戦プロバガンだ映画かどうかは別にして、なかなか面白い作品だった。
ハンフリー・ボガート、本当はふられたのだけれどイキがっている姿がいじらしい。
「君の瞳に乾杯!」は4回も言っていたなぁ。
やっぱり自分にはウケない。
カフェに出入りしている女性に昨夜のことを訊かれて「そんな昔のことは憶えていない」、明日はと尋ねられて「そんな先のことは分からない」と答えていたが、コレはイケる台詞だなぁ。
正直、今思うと両方の台詞とも初回の鑑賞では聴きき逃したような…

悪党のハンフリー・ボガートに感銘を受けたせいだろうか、本作のイキがっているリックの姿が何やら哀愁を帯びて見えてカッコよく見えた。
恋に破れた男の生き様はかくあるべしか…
なるほど、面白い作品であった。

そして、やっぱりイングリッド・バーグマンはとっても綺麗だ。


**************** 2020年2月7日 記 *******************************
                   (元ネタは2010年12月12日 記)



 本当は再鑑賞してから記事を書いたほうがよいとは思うのだが…
というのは、この後ハンフリー・ボガートとイングリッド・バーグマン出演作品を
数多く観たので、それを踏まえて観なおすと別の思いもあるかなと思ったのだ。
いつか再鑑賞するつもりでBD形式でも録画しているが、
他にも観たい作品が多いので今は最初の鑑賞記録ベースで済ませよう。

勤務していた会社に、古い映画のほうが好きだという同僚にS氏がいた。
彼は自分より8歳ほど下なのだが、本作や主演女優のイングリット・バークマンが好きだという。
実は本作鑑賞までイングリット・バークマンと言われても、自分はすぐには顔が浮かんでこなかった。
S氏のイングリット・バークマン好きに影響されて本作を鑑賞したようなものだ。

ハンフリー・ボガードだって初めて観る。
彼の名前は昔から聞いたことがある。
沢田研二が「カサブランカダンディー」を歌った時、歌詞のなかのボギーが彼だと言うことは知っていたような気がする。
しかし、もっと若々しい顔立ちを想像していた。
最初の印象は「ずいぶんオッサンだなぁ」だったことを思い出す。
本作ではなく「麗しのサブリナ(1954年)」のほうで見たのが最初だった。
こちらはオードリー・ヘップバーンを追いかけての鑑賞だ。

どうだろう?
確かにイングリット・バークマンはすこぶる綺麗だし、物語も恋愛ものとして切なさも感じるのだけれど…
やはり、今時の感覚からすると構成に違和感がない訳でもない。

それでも名作のひとつとして語り継がれるのは、その時代に猛烈なインパクトを人々に与えたのだろう。
舞台は第二次世界大戦下のヨーロッパ。
米国への亡命を求める人々が集まる街、カサブランカ。
その街でナイトクラブを営むハンフリー・ボガート演じるリック。
そこへ、かつての恋人とその夫が亡命のため旅券を受け取りにやってくる。
リックの振る舞いや名台詞(君の瞳に乾杯!)は、当時の人々に圧倒的な支持を受けたのに違いないとは思うが・・・

第二次世界大戦の始まりは、一応1939年9月1日のドイツ軍によるポーランド侵攻からとすると、その3年後に制作された作品と言うことになる。
反戦的な目線で見ると参戦していない米国では、まだまだこのように甘い作品が作られていたとも言える。
ある意味では米国の懐の深さか…

また、1945年8月の敗戦から1年もたたずに日本で公開されているのは、なにやらGHQ占領政策の胡散臭さも感じないわけではない。
米国の懐の深さと、かつての同盟国ドイツの横暴さの宣伝ではないのか?
それを思うと反戦のプロパガンダ映画かもしれないと思ったりもする。
このあたりが再鑑賞で味わってみたいと思う訳なのだが…

巷間言われるような「往年の映画ファンの胸を熱くさせたメロドラマの名作」という評価には完全には同調できなかったかなぁ。
残念だが、それを掴み取る感性が自分にはなかったのかもしれない。
S氏は若い頃に、そこに反応したと言うことなのだろう。

2010年のことだがNHK BSで昔の女優さんたちの伝記もののような番組が放映されていた。(「永遠のヒロイン/その愛と素顔(2010年)」)
敬愛する元上司Mr.身勝手君が、それを観た後に呑み会で彼女たちへの熱い思いを熱く語っていた。
S氏も見事に反応していた。
ちなみに取りあげられた女優さんは、イングリット・バークマン、キャサリン・ヘップバーン、マリーネ・デートリッヒ、そしてビビアン・リーの四人である。
その時点(2010年12月)では、本作と「風と共に去りぬ(1939年)」しか観たことが無かった。

Mr.身勝手君の薦めもあって「黄昏(1981年)」と「冬のライオン(1968年)」を鑑賞するのは、もう少し後のことになる。。
Mr.身勝手君のお気に入りは、キャサリン・ヘップバーンである。

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この記事へのコメント

  • ごろー。

    懐かしい作品が出てきましたね。
    実は、ぼくの親戚のおじさんが「イングリッド・バーグマン」に会ったことがあったらしく、その名前は幼い僕の耳に残っていました。
    ぼくは、映画で見たキャビアってどんな美味しいのだろうと伯父さんにねだったら、買って来てくれたことがありました。
    ビックリするほどまずかったですねぇ。
    で、その記憶だけで大学生の頃、この映画を名画座で見ました。
    イングリッド・バーグマンの美しさだけは印象に残っています。
    ストーリーもよかったように覚えていますが、どうでしたか?
    2021年01月10日 11:58
  • gatten-shochi



    >ごろー。さん
     イングリッド・バーグマンは綺麗ですねぇ。
    凛とした感じがあって好きです。
    ご親戚の方、羨ましい限りです。

    ハンフリー・ボガードがフラれたのにいじらしくカッコつけてる姿が、妙にハマりました。
    二度目の鑑賞で阿久悠の歌詞の意味が分かったというか…
    2021年01月10日 16:43