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【BD鑑賞】レ・ミゼラブル(2000年)

レ・ミゼラブル(2000年)
 制作年  2000年
 監督   ジョゼ・ダヤン
 出演   ジェラール・ドパルデュー、ジョン・マルコヴィッチ、
      クリスチャン・クラヴィエ、ヴェロニカ・フェレ、
      シャルロット・ゲンズブール、ヴィルジニー・ルドワイヤン、
      エンリコ・ロー・ヴェルソ、 ジャンヌ・モローほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2016年1月16日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年7月、8月


 イマジカBSチャンネル(録画当時)で4章に分かれて放映された。
ジョン・マルコヴィッチ狙いの録画・鑑賞である。
録画時は彼がジャン・バルジャン?イメージ違うなぁ、と思った。
でもすぐに違うな、ジャベールがイメージだと思い直した。
録画から鑑賞まで4年半空いたけれど、理由は単純に順番待ち…

物語は、あまりにも有名なのであらためて紹介するほどでもない。
トータルで360分、テレビムービーだから映画版に比べると丁寧に原作エピソードはなぞられている。
それでも中途半端な気がしないでもない。
フォンティーヌがコゼットを産むに至った経緯、描かれてはいるが相手の男の非道さが描き切れていない。
貴族の息子が織物工場の若い女工との愛を貫くわけがなく、この部分は当時のフランスの貴族たちの横柄さを炙り出すことで、後にマリユスが傾倒する革命運動の下敷きになるエピソードでもあるのだが…

 さて、小学校の頃から好きな「レ・ミゼラブル」
これまでにジャン・ギャバン版(1957年)、リーアム・ニーソン版(1998年)ヒュー・ジャックマン版(2012年)、そして異色のジャン=ポール・ベルモンド版(1995年)を観てきた。
いずれも素晴らしいジャン・バルジャンを演じていたが、小説のイメージに一番近いのはジャン・ギャバンかもしれない。
本作のジェラール・ドパルデューも悪くはないが、どちらかというとコゼットを連れ出しフォーシュルヴァンになってからがお似合いかも。

ジェラール・ドパルデューは、よく見かける俳優さん。
コレクションは、

 ・隣の女(1981年)
 ・ソフィー・マルソーの刑事物語(1984年)
 ・グリーン・カード(1990年)
 ・ハムレット(1996年)
 ・仮面の男(1998年)
 ・102(2000年)
 ・ヴィドック(2001年)
 ・ミッション・クレオパトラ(2002年)
 ・ボン・ヴォヤージュ(2003年)
 ・レディ・ダルタニアン/新・三銃士(2004年)
 ・あるいは裏切りという名の犬(2004年)※
 ・パリ、ジュテーム(2006年)※
 ・エディット・ピアフ/愛の讃歌(2007年)
 ・バビロンA.D.(2008年)
 ・しあわせの雨傘(2010年)
 ・ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日(2012年)※
 (2020年7月末現在、※印は未鑑賞作品。)

 なるほど、「ソフィー・マルソーの刑事物語」の刑事で「仮面の男」のポルトス、
「レディ・ダルタニアン/新・三銃士」の老ダルタニアンであったか。

本作、全編にわたって存在感を示すのはジャベール警部。
原作小説ではトゥーロンの刑務所にジャベールはいなかったと思うのだが、確かヒュージャックマンでもそうだったからなぁ…
あれ?ウィキペディアに生まれはトゥーロンの徒刑場って書いてある。
そ、そうだったかなぁ…

とにかく憎たらしいし執拗さは異常だ。
ジョン・マルコヴィッチ、最高である。
ちなみにジャン・ギャバン版はベルナール・ブリエ。
知らないし印象が薄い。
リーアム・ニーソン版はジェフリー・ラッシュ。
無難な憎たらしさ。
ヒュー・ジャックマン版はラッセル・クロウ。
カッコよすぎ。
ジャン=ポール・ベルモンド版はジャベールはいたかなぁ?

この物語で哀しいのはコゼットの母、フォンティーヌである。
まさに「レ・ミゼラブル」
おそらくジャン・バルジャンが愛した唯一の女性。
原作小説はどうだったかなぁ、違うような気もする。
リーアム・ニーソン版で感じた印象かも。
ユマ・サーマンが演じていた。
ヒュー・ジャックマン版ではアン・ハサウェイ。
コゼットのために髪を切った姿が、本作のシャルロット・ゲンズブールにそっくり。

 本作、ラストに目頭が熱くなる。
それは毎度のこと。
残念なのはジャン・バルジャンが臨終の時、天使に囲まれて降臨するミリエル司教に
「これで私は赦されましたか?」とジャンが問うシーンが無いこと。
他の作品でもなかったように思うけれど、マドレーヌ市長となって貧しい人たちを助け、ファンティーヌとの約束を守ってコゼットを救い、彼女が愛したマリユスをも救い、挙句の果てには怨んでも怨み切れない憎っきジャベールをも赦した彼が、迎えに降臨したミリエル司教に更なる赦しを請う。
なんと無私の慈愛に満ちた言葉であることか!
胸に感動の嵐が巻き起こるこの場面を、なぜ描かないのか摩訶不思議である。

4時間、いっき観はできないけれど1日1章、他の映画作品よりは楽しめる。
一瞬だけれどテナルディエ夫人のヴェロニカ・フェレがシャーリーズ・セロン、エポニーヌのアーシア・アルジェントがミッシェル・ロドリゲスに見えたのは自分だけ?

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