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【DVD鑑賞】Yの悲劇

Yの悲劇
 制作年  1978年
 監督   杉田成道
 出演   石坂浩二、八千草薫、夏目雅子、江原真二郎、左幸子、
      金子信雄、土部歩、村松英子、武原英子、夏圭子、
      千石規子、中条静夫、遠藤義徳ほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  DVD形式 2020年7月26日、29日、8月1日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年8月


 ほんの少し前のことだというのに、どういうきっかけで本作のDVDが存在することを知ったのか、もう思い出せないのだから呆れてしまう。
本作はフジテレビの開局50周年を記念して1978年に制作されたテレビドラマ。
エラリー・クイーンファンとしては、堪らない逸品である。
いつも思っているのだが、アガサ・クリスティやコナン・ドイルもいいけれど、エラリー・クイーンだって負けない推理小説作家なのだから、もっと映画化作品があってもよいのではないかと思う。
特に国名が冠のシリーズは、観光映画としても制作可能ではないか?
まぁ、現地を旅する物語は一つもなかったとは思うが…

本作は発表当時はバーナビー・ロス名義だった。
ドルリー・レーンを探偵役とする「悲劇」4部作のうち、「Xの悲劇」に続く第2作にあたり、このあと「Zの悲劇」、「レーン最後の事件」と続く。
この4部作全体で、ある一つの大きな悲劇を物語っている。
そのためドルリー・レーンは元シェイクスピア俳優で、聴覚を失ったために引退して探偵をやっているというキャラクターが与えられている。
また、ステッキやケープといった、小説が書かれた19930年代においても、やや古風な服装を好んで着用している。
そのレーンを演じるのが石坂浩二なのだが…うーん、口調が金田一耕助じゃ。

原作小説では、家族皆が変人奇人で有名な大富豪ハッター家の当主、ヨーク・ハッターが青酸を服用して自殺するところから始まる。
その後、孫のジャッキーの殺人未遂(犯人の目的は盲目で聾唖の長女ルイーザ)があり、ハッター家の独裁者であるエミリイ老夫人がマンドリンで殴られて殺害されるという事件に発展するのだ。

設定を日本風に変えたり原作にはないエピソードも加えられたりしているが、比較的丁寧に原作をなぞっているように思えて楽しめるミステリーに仕上がっていた。
それだけに石坂浩二が金田一耕助にしか見えないのは残念である。
ミスキャストだなぁ。
ドルリー・レーンは、確か60歳だったはず…

真犯人には驚いた。
原作小説を読んだのは高校2年か3年だったと思うが、びっくり仰天だった。
でも、本作を観るまで誰が真犯人だったか忘れていたのにも驚いたな。
本作は6回シリーズなのだが、2作目あたりで「あっ、犯人が自殺した当主が書き残した探偵小説か何かを手本にして事件を起こしている」と犯人を思い出した。
それでも最後まで飽きずに楽しめたのは、原作小説の面白さによる。

犯人は思い出したのだけれど、原作小説のラストが思い出せない。
本作と同様の行動をドルリー・レーンは取ったのだっただろうか?
その場合、原作でのマーサ・ハッターはどういう態度だったのか…
思い出せないなぁ。
本棚にある原作小説は文庫本、自が小さすぎて読む気になれない…

追記
 「瀬戸内少年野球団(1984年)」の鑑賞記録を書く際に、夏目雅子の出演作を調べて本作の出演を知ったようだ。
「瀬戸内少年野球団」の鑑賞記録の元ネタを書いたのは2020年5月3日、本作の鑑賞が2020年8月だから約3ヶ月か…
そんな短い期間の記憶も保持できない何だなぁ…トホホ

Yの悲劇 [DVD] - 石坂浩二, 八千草薫, 夏目雅子, 江原真二郎, 左幸子, 金子信雄, 村松英子, 杉田成道, エラリー・クィーン, 清水邦夫, 石坂浩二
Yの悲劇 [DVD] - 石坂浩二, 八千草薫, 夏目雅子, 江原真二郎, 左幸子, 金子信雄, 村松英子, 杉田成道, エラリー・クィーン, 清水邦夫, 石坂浩二

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