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【BD鑑賞】テナント/恐怖を借りた男

テナント/恐怖を借りた男
 制作年  1976年
 監督   ロマン・ポランスキー
 出演   ロマン・ポランスキー、イザベル・アジャーニ、
      メルヴィン・ダグラス、シェリー・ウィンタース、
      ジョー・ヴァン・フリート、ベルナール・フレッソンほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2016年1月1日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年7月


 イザベル・アジャーニ狙いの録画だったのだが…
鑑賞時は、そのことは忘れていたかな。
「恐怖を借りた男」というタイトルと、監督がロマン・ポランスキーだったことが録画動機に近く、「4年も経ってるしそろそ観てみるか」が鑑賞動機で「あっ、イザベル・アジャーニが出てる」と得したような気分…てなところかな。
まぁ、相変わらずいい加減な記憶保持力だなぁ。
その上、まだ鑑賞後一週間も経っていないのに物語を思い出すのに苦労した。

サイコホラーになるのかなぁ…
アレンジによってはループものと言えなくもない。
主人公のトレルコフスキーは、パリ市内の古ぼけたアパートの一室を借りる。
無愛想な管理人の婦人の話では、最近シモーヌという女性が投身自殺したという。
部屋の窓から下を覗くと中庭の屋根が修理中であった。

気になったトレルコフスキーは、入院中のシモーヌを訪ねてみる。
だが彼女は恐怖からなのか彼の話に耳を傾けす、ただ泣き叫ぶだけだった。
ここでシモーヌを見舞いにきたステラ(イザベル・アジャーニ)に出会う。
おや?アラレちゃん風の眼鏡をかけている。
日本で流行るのは80年代だよなぁ。
ロマン・ポランスキー監督、イザベル・アジャーニの演出を間違ってないか?
こういう可愛い系、似合いませんけど。

ところで、このトレルコフスキー、シモーヌ、ステラの出会いのシーンは、ラストにもう一度繰り返されるのだが、矛盾だらけで恐怖に導いてくれていない。
この時間軸的な矛盾を解決するアイデアがなかったことが、本作を駄作とは言わないがつまらないものにしているように思う。
加えてイザベル・アジャーニの演出失敗(しつこいな)、もうダメダメだな。

無愛想な管理人の婦人、大家の老人、そして隣人たちとの関係で、トレルコフスキーが壊れてゆくのだけれど、女装するのは唐突過ぎないか?
アパートに唯一あるトイレから除く男は幻なのか?
シモーヌも隣人やアパートの関係者との関係で追い詰められ自殺したのだとトレルコフスキーが考えるまではよいとして、なぜ女装することで彼女の死の原因を突き止められると考えたのか、その論理がよく分からない。

そしてラストに現れるのが、あのシモーヌの病室である。
なぜ彼女が彼の話に耳を傾けなかったのか、恐怖で叫ぶ理由も観客に提示される。
いわゆるオチだけれど…
一番の矛盾はシモーヌとステラが友人関係だったことだろう。
劇中、二人は一度も会っていない。
まぁ、会っている場面があると観客はオチに驚いてくれないか…
ダメだな、筋書き練り直し!

テナント/恐怖を借りた男 [DVD] - ロマン・ポランスキー, イザベル・アジャーニ, シェリー・ウィンタース, メルヴィン・ダグラス, ロマン・ポランスキー
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