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【Netflix鑑賞】ブーリン家の姉妹

ブーリン家の姉妹
 制作年  2008年
 監督   ジャスティン・チャドウィック
 出演   ナタリー・ポートマン、スカーレット・ヨハンソン、
      エリック・バナ、デヴィッド・モリッシー、
      クリスティン・スコット・トーマス、
      ジム・スタージェスほか
 劇場公開 2008年10月
 録画日  DVD形式 2009年9月15日
      BD形式  2014年2月8日
 鑑賞年月 劇場鑑賞  2008年11月
      Netflix鑑賞 2020年7月


 「アベンジャーズ」シリーズのブラック・ウィドウにも少し飽きたので、Netflixで配信されていた本作を鑑賞することに。
劇場鑑賞時もナタリー・ポートマンよりスカーレット・ヨハンソン狙いに近かったので、同じことの繰り返しになるかな…
でも、やっぱりナタリー・ポートマンのほうが迫力はあったな。
役柄のせいもあるだろう。
アン・ブーリン、かなり強烈な個性の持ち主である。

それにしても王権継承の男子への拘り、スゴイものがあるなぁ。
こんな時代に生まれなくてよかったと思う。
一つは王の寵愛を受けた娘が男子を産まなかった時の不安。
次に、そうすることでしか家柄の存続すら危うい世界での不安。
宮廷社会というのは、というかある価値観に縛られた閉鎖社会というのは恐ろしい。
まぁ、どうせ貴族社会に生れることはないだろうから妄想に過ぎないけれど。

そしてアン・ブーリン。
なかなか強烈な女性だな。
さすがエリザベス女王(初代)の母である。
カトリックとの決別、彼女との結婚だけが理由ではないと思うが、それを王に箴言し実行させたのは素晴らしい意志の強さ、いや高き誇りというべきか。
妹のメアリーが受け入れた愛妾としての母では、女の意地が許さなかったのだろう。

少し調べてみるとブーリン姉妹、本作ではアンが姉、メアリーが妹ということになっているが逆の説もあるようだ。
またメアリーが本作のように英国王の息子を本当に産んだのかは疑問もあるらしい。
とりあえず王家側は庶子として認知してないようだ。
まぁ、史実との違いは映画の話ということでよしとしよう。
二人の愛憎劇も本作の見所の一つである。

エリック・バナが演じた英国王ヘンリー。
実際のところは知らないが、本作ではアン・ブーリンに翻弄される情けない男に描かれているような気がした。
ちょっと可哀そうだな。

以下、誤字脱字を修正して以前の鑑賞記録を記しておく。


************* 2018年8月29日 記 *******************************
                    (元ネタは2010年9月5日 記)


 こういう共演は、競演と言ったほうがいいのかも知れない。
自分にとっては、さらにゴージャスの一言が加わる。
ナタリー・ポートマンは、まるでマチルダの成長を見ているかのようで楽しい。
マチルダが大人になって女優をしている、どうもそんな感覚なのだ。

一方のスカーレットは、最初から普通に女優さんだった。
初見は「ゴーストワールド(2001年)」で、主演はソーラ・バーチだった。
でも、気になったのは友人役のスカーレットのほうだった。
どこかけだるい感じの風貌と仕草に、魅力を感じてしまった。

その後、出演作を追いかけている。
極めつけは「ノース/ちいさな旅人(1994年)」だと思う。
何かで出演していると知り、たまたまシネフィルイマジカ(録画当時)で
放映されたので録画して観た。
いつ出てくるのかと首を長くして観ていたら、
主人公が出会う最後の家族の娘役だった。
たぶん、10秒くらいの出演で台詞もなかったが、大事にコレクションしている。
その後、放映された記憶がないので自慢の宝物である。

 さて、「ブーリン家の姉妹」である。
実に骨太の重厚感ある出来映ええで、非常に楽しめる作品だった。
英国女王エリザベス誕生につながる貴族たちの、家の存続のための姉妹に対する醜い思惑、王の気紛れ、立ち向かう姉、受け入れる妹、幾重にも重なる親族たちの思惑。
どの程度まで歴史的事実を脚色しているかは、生憎英国史を語るほど詳しくないので分からないが、
意外に歴史考証がしっかりしているように思えた。
(※そうでもないのかもしれない)

この姉妹の人生を翻弄したヘンリー8世という王の名は、リック・ウェイクマンの「ヘンリー8世と6人の妻」というアルバムで初めて知った。
なんと気の多い王様かと思っていたが、どうやら王位継承の男子が、なかなか生まれなかったせいのようだ。

当時のキリスト教(カトリック)は離婚を認めていなかったので、ずいぶん詭弁ではあるが難癖を付けて結婚自体が無効として再婚を繰り返していたようだ。
最後は、面倒なのでカトリックと別れを告げ、英国国教会の成立へと発展していくことになるわけだが、女性がこんな風に絡んでいるとは、思いもよらなかった。
(※このあたり、ローマ法王の意向をフランスを通じてというあたりが、英国のもどかしさだったのかもしれない。)

そしてマチルダは成長した。
どちらかといえば、スカーレット狙いの鑑賞だったが、今回は(演技的に)マチルダに軍配を挙げたい。

というような話を、元同僚の映画女史Iさんにしたところ、「『ブーリン家の姉妹』もよいけれど、『宮廷画家ゴヤは見た(2006年)』も面白いと評判になっているようですよ」と言われた。
生憎、公開時には鑑賞できなかったが、確かに面白かった。

間違いなくマチルダは成長した。

ブーリン家の姉妹 コレクターズ・エディション [DVD] - ナタリー・ポートマン, スカーレット・ヨハンソン, エリック・バナ, ジム・スタージェス, マーク・ライアンス, クリスティン・スコット・トーマス, デビッド・モリッシー, アナ・トレント, ジャスティン・チャドウィック
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