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【Netflix鑑賞】ウォッチメン

ウォッチメン
 制作年  2009年
 監督   ザック・スナイダー
 出演   ジャッキー・アール・へイリー、パトリック・ウィルソン、
      ビリー・クラダップ、マリン・アッカーマン、
      マシュー・グード、ジェフリー・ディーン・モーガンほか
 劇場公開 2009年3月
 録画日  DVD形式 2009年10月17日
      BD形式  2015年8月10日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2009年10月
      Netflix鑑賞 2020年10月


 11年ぶりの再鑑賞。
まぁ、SF映画が観たくてというのが鑑賞動機。
Netflixはお手軽だ。

この11年の間に、少しばかりアメコミへの理解も深まった。
マーベルとDCコミックスの違いも理解していなかった頃に比べれば格段の進歩で、進歩というのかどうか分からないけれど、そういう目線での再鑑賞になる。

前回の鑑賞記録を読むと、すっかり大事なことが記憶から飛んでいたようだ。
ヒーローの一人が殺害されたことから事件が始まるのだが、その事件の動機である。
それは架空の歴史において米ソ対立を緩和するため別の「悪」を仕立て上げることであり、殺されたヒーローは口封じだったのだ。
そして映像的に印象に残ったのかもしれないが、そのことは物語のきっかけに過ぎず重要なことではなかったことに気づいた。

確かにヒーローたちの関係は重層に絡み合ってはいるが、それも重要ではない。
本作で語られるのは「新トワイライトゾーン」シリーズの一編、「宇宙よりの使者」で語られる世界平和と同じ類のものである。
米ソ対立、人間同士の対立を緩和し世界平和を実現するためには、一人一人のヒーローが悪と戦うことやチームを結成して戦うことではなく、他の共通の敵を創出すること。
それに気づいたヒーローの一人が仲間を秘密裏に利用して共通の敵を創出し、ニューヨークなど世界の大都市を幾つか破壊するという犠牲を伴って世界平和を実現する。
これ、ある意味では真理だよなぁと思う。
共通の敵がいることでしか妥協して団結できない習性なんだな、人間って。

一方で他のヒーローたちのように真実に口をつぐめない者もいた。
「世界が滅んでも絶対に妥協はしない」と真実を明らかにしようとするが…
さて、この者の取った最終行動、共通の敵に立ち向かおうとする人類に吉と出るか、凶と出るかは…幕引き後の観客が想像するしかない。
知らなければ知らないで済む話もある…

ちょっとした記憶の捏造なのか勘違いなのか…
本作に登場するヒーローってアメコミでは有名なのかと思っていた。
どうやら本作オリジナルキャラクターらしい。
既存のヒーローたちじゃ、役割分担が大変だわな。

「スーパーヒーローが本当にいたらの後日談的作品としては、子供向けの「Mr.インクレディブル(2004年)」があるが、こちらは「堂々たる成人向けサスペンスである。」は、認識違いだったなぁ。
まっ、再鑑賞すると新しい発見があって楽しい。



********************* 2019年6月21日 記 **************************
                    (元ネタは2012年2月19日 記)



 もしも本当にスーパーヒーローがいたら米国の歴史はどう変わったのか…という、
やや突飛な発想で描かれたアメコミが原作のようだ。
スーパーヒーローが本当にいたらの後日談的作品としては、子供向けの「Mr.インクレディブル」があるが、こちらは堂々たる成人向けサスペンスである。
元来この手の作品が好きなので、アマアマの目線で観てしまう傾向があるのは否めないのが常だが、それにしても巧い作りで面白い…

物語はこんな感じ。
世界中の歴史的事件の裏にはウォッチメンと呼ばれるヒーローたちがいた。
彼らはケネディ暗殺・ベトナム戦争、キューバ危機といった数々の歴史的事件の真実を作ってきたのだ。
その真実とはケネディ暗殺事件の後、ニクソンはウォーターゲート事件で失脚することもなく、現在5期目でベトナム戦争には勝利を収めた、というものである。

そして物語の現在。
米国は政治的、軍事的にも圧倒的優位を保っているが、未だソ連と冷戦の真っただ中にあり、人々は核戦争の恐怖に怯えながら日々を送っていた。

ところが、彼らの活動が一般人の知るところとなり、その活動が暴力的だとして政府に対して反発運動が起きるようになる。
激しくなる抗議や批判の声に対し、ニクソン大統領は彼らの活動を非合法化せざるを得なくなり、多くのヒーローは引退を余儀なくされた。

という前提の歴史が、まず語られる。
アメコミそのものの歴史的な背景でも理解していれば、
この世界観をもっと楽しめたと思う。
それを意識させるのは、ちょっとデキがイマイチ…
という事になるのかもしれない。
なにしろ登場人物の関係が少し複雑だ。

そこから非合法で活動していたウォッチメンの一人が暗殺されて、事件が勃発する。
果たして彼らの運命は…?といったところだろうか。
ちょっと面倒で疲れる作品ではあったが、面白い。
もう一度、観てみたいと思っている作品の一つ。
そのためにBD形式で再録画したのだが、あっという間に4年が過ぎた。

黄色いPEACEバッジが妙に懐かしかったなぁ。

ウォッチメン アルティメット・カット版 [Blu-ray] - マリン・アッカーマン, ビリー・クラダップ, マシュー・グード, カーラ・グギーノ, ジャッキー・アール・ヘイリー, ジェフリー・ディーン・モーガン, パトリック・ウィルソン, ザック・スナイダー
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