0コメント

【Netflix鑑賞】マクマホン・ファイル

マクマホン・ファイル
 制作年  2020年
 監督   ディー・リース
 出演   アン・ハサウェイ、ベン・アフレック、
      ロージー・ペレス、エディ・ガテギ、
      トビー・ジョーンズ、ウィレム・デフォーほか
 劇場公開 Netflix配信 2020年2月(劇場未公開)
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年7月


 アン・ハサウェイ狙いの鑑賞。
ふぅむ、アン・ハサウェイもこういう作品に出るんだ。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年)」や「スポットライト/世紀のスクープ(2015年)」のようにジャーナリズムを問いかける内容だった。
この手の作品、邦画では少ないかなぁ…
あまり熱心に邦画を観ているわけではないので分からないけれども。
政治の裏側というのか、あるいは死の商人たちが暗躍する世界というのか、そういう世界の真実を白日の下にさらそうという使命感はビシビシ伝わってくる内容。
でも逆に考えれば、この手の作品が制作されたり受け入れられたりする社会って、もしかすると病んでいるのかもしれない…
それにしても日本の報道機関、もう少しジャーナリズムを発揮して欲しいなぁ。
御用機関みたいに感じる今日この頃…自主性ないような気もするし。

 1980年代、レーガン政権下の中南米での反共ゲリラ戦に、米国政府の関りをかぎ取ったヒロインのエレナ・マクマホン(アン・ハサウェイ)。
だが政府高官からの圧力により取材は中止となり、彼女もレーガン再選の選挙運動の取材へと飛ばされてしまう。
選挙運動の取材でコネクションが得られれば、将来役に立つかもという友人からの助言で仕方なく取材活動を続けるが…

そんな折、20年ほど音信不通だった父リチャード(ウィレム・デフォー)から連絡があり、再会することに。
そこで父親が借金返済のため闇の仕事に手を染めていることを聞かされる。
後にエレナが首を突っ込むことになる事件の伏線となっている。

まぁ、こういう死の商人的な話は苦手ではあるのだが、東西冷戦を背景に米国の余剰武器が中米に運ばれていることに政府の関与が疑われ、それを暴こうという流れが、おおよその話なのだけれど…
描写や物語の展開(ちょっと複雑だけれど)は巧くできていると思う。
特にエレナが父親の儲け話に疑惑の匂いを嗅ぎつけ、代理として単身現場に乗り込み大ピンチに陥るところは、緊張感なくして観ることができない現実味がある。
スゴイな、Netflix。

ところが、何となくだがハラハラドキドキ感は、ここまで。
ベン・アフレックが演じる政府高官のラストの声明からすると、結局エレナは事件のもみ消し要員に利用されたってことなのだろう。
ジャーナリズムの重要性を描写しつつ、最後は「バリー・シール/アメリカをはめた男(2017年)」のような結末。
ここは作品の出来映え的には惜しいというか、中途半端になっちゃったかな。
バリー・シール、「アメリカをはめた男」ではなく「アメリカにはめられた男」というオチだったが、本作は「アメリカにハメられたエレナ」というオチ。
娯楽作品としては「バリー・シール/アメリカをはめた男」の作りが巧いかも。

原作小説があるから致し方なかったかもしれないけれど、ジャーナリズム路線でゆくなら打ちのめされるのはベン・アフレックにすべきだろうな。
さすがにレーガンを悪者にはできないだろうから。

アン・ハサウェイの演技はよかった。
お嬢様から無理なく役の幅が広がっている。

マクマホン・ファイル.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント