0コメント

【Netflix鑑賞】月影の下で

月影の下で
 制作年  2019年
 監督   ジム・ミックル
 出演   ボイド・ホルブルック、クレオパトラ・コールマン、
      ボキーム・ウッドバイン、ルディ・ダーマリンガム、
      レイチェル・ケラーほか
 劇場公開 劇場未公開 (Netflix配信 2019年9月)
 鑑賞年月 Netflix鑑賞 2020年9月


 「9年毎に発生する奇怪な殺人事件」
その犯人をを追う警官の物語。
Netflix公式HPには「科学では説明できない不可思議な方法で、人を殺し続ける女性殺人鬼。その逮捕に人生の全てをささげてきたひとりの刑事はやがて、狂気と正気の狭間におちていく。」とある。
画面選択の粗筋には「9年毎に発生する奇怪な殺人事件」(不思議な殺人事件だったかも)とあったような気がする。
それなのにどうしてSFに分類されるのか不思議だった。
またまた思い込みだが「ゾディアック(2007年)」のような作品かと思った…

冒頭は2024年のフィラデルフィアのとあるビルから映像。
眼下に覗く街並みには人っ子一人おらず、戦争が終わったような荒廃感が漂う。
星条旗も落ちてきて世界は終わった…
一転して騒々しい1988年の映像。
ピアニスト、バスの運転手、料理中のコックが、それぞれの仕事場で突然に全身から血を吹き出し死亡するという事故(?)が、ほぼ同時刻に発生する。
映像にはパーカー姿の謎の人物が映し出され、観客は事故ではなく事件だと知る。

被害者の死因は大量出血、脳も溶けだしているらしい。
警察の調べにより、被害者には首筋に三本の注射痕という共通点があることが判明。
といっても身重の妻を抱える警察官のトーマスと相棒のマドックスの活躍で、捜査の陣頭指揮を執る上司(トーマスの妻の兄)は間が抜けている。
今後、この三人は物語的に絡み合うのだけれど、時間の都合か編集の具合かは知らないが描写が薄いかな。
けっこうドラマになると思うのだけれど。

トーマスとマックスの連携プレイで、パーカー姿の謎の人物を地下鉄に追い詰める。
追い詰められたパーカー姿の謎の人物がフードをとると坊主頭の女性だった。
彼女はトーマスに娘の誕生を祝う言葉と「ここで起きてしまう」という謎の言葉を語り、さらにマドックスに起こるであろうことに謝罪するようなことも口にする。
観客、あれ?彼女はもしかするとタイムトラベラー?
と思った途端に地下鉄のホームでバランスを崩し、電車に轢かれ死亡!
あら?消えちゃったよ。
でも「また、会いましょう」と言ってたな…どうなってる?

捜査の途中だったけれど現場をマドックスに任せ病院へ向かうトーマス。
妻は陣痛が始まってリ無事に娘は誕生したけれど妻は帰らぬ人に…
トーマス、子育て大変だなぁ、と思っていると9年経った。

娘エイミーは9歳に、トーマスは1988年の事件の活躍で刑事に昇進していた。
そして再び、全身からの大量出血、脳の溶解、首筋の注射痕という9年前と同じ手口の事件が起こる。
そして監視カメラの映像に9年前に死んだはずの女性が映っていた。
1988年の事件の証拠品を洗い直したトーマスは、押収品の中から発見した鍵が1996年に開発されたばかりの飛行機のものであることに気づく。
なぜ1988年に未来の飛行機の鍵が?

近隣の飛行場に該当の飛行機があること分かり、現場に向かうトーマスとマドックス
だったが、現場に例の彼女がいて争いとなる。
隙を見てトーマスは飛行場の入口で待機していたマドックスに連絡する。
マドックスは応援を呼んだあと、トーマス救出に向かうが女性が誤って射殺。
そうか9年前の謝罪はこのことか…

飛行機に拉致されたトーマスは女性から「マドックスの件は誤算だったが、人類を救うために行動しているから邪魔をするな」と言われ、海へ突き落される。
海岸へと泳ぎついたトーマスは、墜落し炎上している飛行機を発見。
またしても女性は死亡して消えた。
ここでトーマスも、どうやら官女は未来からやってきていることに気づく。
というか飛行機の中で、それらしいこと彼女が喋ったかも。

そして9年が過ぎた。
2006年である。
娘エイミーは18歳、義兄に預けトーマスは私立探偵として「彼女」を追っていた。
娘との関係は、少しギクシャクしている。
娘には黒人の彼氏ができていた。
まぁ、伏線だったな。

トーマス、被害者の共通点、例の外傷以外の事柄を追っていた。
被害者の一人、ハロルドという男が過激な白人至上主義を掲げ、武装蜂起目前としていたことを突き止める。
ハロルドに同調していたメンバーのリストを手に入れたトーマス。
なんと管轄内で死亡した被害者全員がリストに載っていた!

2006年も何人かが殺害されたと思うが、忘れちゃったなぁ。
例の女性とも遭遇、バイクで逃走する彼女を追いかけ、水槽型のタイムマシンのような装置に入る彼女を止めようとするが間一髪で間に合わず、またも彼女は消えた。
でも今回は死んでいない。

小出しに未来から女性がやって来て事件を引き起こしていたことに辿り着く展開は、悪くないと思うのだけれど、この時点でまだ動機がはっきりしない。
白人至上主義者を殺害してゆくことが「人類を救うための行動」に思えない。

それに冒頭のシーン、2024年だったけれど結局荒廃したんじゃないの?
意味のないタイムトラベルじゃないの?
9年ごとの仕掛けもロマンティックではあるけれど説得力無いし…

2015年、ついにトーマスはタイムマシンの前で彼女の出現を待つことに。
ここで疑問だった幾つものの点が彼女の口から語られるのだが…
冒頭のシーン、過去が変わることで街は平穏な姿へと戻ったのだろうか?
それにしても白人至上主義がテロを招いて世界が、人類が滅亡するほどの悲惨な状況を生み出すものだろうか?
有色人種を舐めんじゃないぞ、と思うのだけれど…

どうも未来人の考えが、過去の悪事の芽を摘むという目的が不明瞭な気がして。
気持ちが同期しない物語だったなぁ。
ミステリーサスペンス風にパーカー姿の謎の人物の正体が明らかになる展開が悪くなかっただけに、とても残念な感触を持ってしまった。
TENET/テネット(2020年)」の未来人も、何を考えてるのかよく分からなかったけれど…

ヒロインはクレオパトラ・コールマン。
凄い名前だなぁ。
アクション、本格的にやってくれないかなぁ。

月影の下で.jpg

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント