0コメント

【DVD鑑賞】モーガン夫人の秘密

モーガン夫人の秘密
 制作年  2019年
 監督   ジェームズ・ケント
 出演   キーラ・ナイトレイ、アレキサンダー・スカルスガルド、
      ジェイソン・クラーク、フィオン・オシェイ、
      ケイト・フィリップスほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  DVD形式 2020年3月14日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年9月


 キーラ・ナイトレイ狙いの録画・鑑賞。
戦争が人々の人生を大きく狂わすことをテーマにした作品は多い。
本作のモーガン夫妻に訪れた危機も、戦争が招いた出来事と言える。

時は第二次大戦後間もない1946年。
レイチェル・モーガンは、ドイツ・ハンブルクの復興と占領に反抗するゲリラへの対処に追われる夫ルイスと暮らすためイギリスからやってくる。
二人は軍が徴発した邸宅に滞在することに。
邸宅の元の持ち主であるステファン・ルバートとその娘は、追い出すには忍びないというルイスの発案で屋根裏部屋で暮らすことになった。

実はステファンはイギリスの空爆で妻を亡くしていた。
食料の配給も少なく街はゲリラの活動で治安が不安定。
そういう理由ではあるが、レイチェルもロンドン大空襲で息子を亡くしている。
夫ルイスとは微妙に異なる心情があり、夫婦関係にも暗い影を落としていた。
そのため、このドイツ人父娘と一つ屋根で暮らすことには、嫌悪感があった。

しかし、人間の感情というものは分からないものだ。
たしかにレイチェルとステファン、憎み合っていたわけではない。
レイチェルは夫との関係に悩んでいた。
息子の死を受け入れがたい感情はルイスも同じだったが、彼はドイツでの仕事が多忙を極めたことを理由に家を不在にすることが多くなった。
それが益々、レイチェルをイラつかせる。

一方のステファンも娘との関係がギクシャクしていた。
母の死を受け入れられない娘、戦勝国のイギリス人に従う父親への侮蔑感。
さらに彼女は街の若い浮浪者、ナチスの残党なのだが、と付き合い始める。
また非ナチ証明書の発行が遅れていることもステファンをいら立たせていた。
そんなレイチェルとステファンが惹かれ合い、一線を越えてしまう…

実は邦題から全く違う話を想像していた。
だってねぇ…
サスペンスでしょ、この邦題だと。
誰が不倫話を想像する?
あ、そうでもないか、人の感性は様々だからな。

うーん、でも感動しないんだなぁ。
一線を越えた二人の関係はルイスの知るところとなり、夫婦関係は破綻する。
ルイスが息子の死を巡ってレイチェルへの対応を反省し、身を引く形になった。
でもなぁ、息子への思いは彼も同じなんだけれど…

結局、レイチェルはステファン父娘と別れ夫の元へ戻る。
これが愛に疎い自分には、理解を超える。
いつの間にか仲良くなった娘のこともあるから、このまま別の国で幸せに暮らしましたとさ、というエンディングのほうが分かりやすいのではないか?
ステファン父娘、可哀そう。
ルイス、他の男に抱かれ、その男と一緒に旅立とうした女を、もう一度抱けるか?

モーガン夫人の秘密ってなんだ?
ステファンとの不倫?
だって、すぐ秘密じゃなくなっちゃうし、それがミステリーやサスペンスのネタになってないんですけど…

モーガン夫人の秘密 (字幕版) - ジェームズ・ケント
モーガン夫人の秘密 (字幕版) - ジェームズ・ケント

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

なるほど(納得、参考になった、ヘー)

この記事へのコメント