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【DVD鑑賞】A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー

A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー
 制作年  2017年
 監督   デヴィッド・ロウリー
 出演   ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラ、
      ウィル・オールドハム、ソニア・アセヴェド、
      ロブ・ザブレッキーほか
 劇場公開 2018年11月
 録画日  DVD形式 2020年2月15日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年6月


 あら、終わっちゃった。
鑑賞後、一番に思ったこと。
西洋的な感覚では輪廻を思わせるような物語の構成は驚きなのかもしれない。
確かに転生せずに死んだまま(幽霊のまま)人生を輪廻するという視点はユニーク。
でもなぁ、もともと輪廻転生という思想が背景にある八百万の神の民としては、
物足りなさを感じてしまうのだが…

台詞は殆どない。
米国テキサス郊外の小さな一軒家で、幸せな日々を送る若い夫婦の映像が
静かに映し出されるが、なんとなく英国の田舎町のように感じた…
その一軒家、時々妙な物音がすることを除けば、住みやすい家だった。
まぁ、幽霊話だからな、なんか出るぞ!と思っていたが、なぁんにも出ない。
まぁ、伏線ではあるけれど…

ある日、不慮の事故(交通事故)で夫が命を落とす。
そして彼は幽霊(ゴースト)になった。
このシーン、笑ってしまいそうだった。
「うへ、キャスパーか」
それほど白いシーツを被った状態のままむっくり起き上がる姿に可笑しみがある。

彼は、そのまま自宅へ戻るのだけれど…
一人この世に取り残され、悲しみに暮れる妻の姿を静かに見つめ続けるしかない。
やがて夫の死を受け入れたかのように彼女は家を出てゆくことに。
今度は幽霊君が哀しむ番だ。
なぜ彼女を追いかけないのかな?

家には新しい家族がやってくる。
幽霊君、喧しい彼らに(幸せな家庭生活だけれど)うんざり。
あれやこれや物を壊したりする悪さを始める。
ポルターガイストじゃ、いよいよ幽霊君、暴れだすか?

畏れ慄いた家族は引っ越してしまった。
ポツンと佇む幽霊君。
いなくなって見れば、それはそれで寂しいものだ。
隣の家にも同じスタイルの幽霊女子。
ちょっと会話をするのだが…
まさかの幽霊恋愛物語?

お化け屋敷の風評でも立ったのか、家は取り壊される。
呆然とする幽霊君。
幽霊女子も呆然としていたけれど…消えた。
完全ひとりぼっちの幽霊君。
街を彷徨うけれど…行き場所がない。
で、自殺!
おいおい、もう死んでるでしょ。

幽霊君、時間を戻って開拓時代に。
そして一組の家族が暮らし始め、幽霊君は彼らの歴史を何代かにわたって見つめることになるのだが…

そう、ラストは自分たちが登場する。
冒頭に聞こえていた妙な物音は幽霊君の仕業だったのだ。
幽霊君、何やら手紙を見つけて成仏したのか消える。
ん?この手紙、開拓時代に少女が書いた手紙?
よく分からん。

結局、幽霊君は転生しないわけだ。
でも夫君は、また死んじゃうわけだから、次の幽霊君がやってきて
同じシチュエーションを永遠に繰り返すってことになるのかなぁ。
こりゃ無限地獄のようで切ないなぁ。
幽霊君の人生ループ、どこかで崩れて(転生して)新しい世界を生きて欲しいなぁ。

映像やら音楽やら、なんとなく玄人狙いだな。

A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー [Blu-ray] - ケイシー・アフレック, ルーニー・マーラ, デビッド・ロウリー
A GHOST STORY / ア・ゴースト・ストーリー [Blu-ray] - ケイシー・アフレック, ルーニー・マーラ, デビッド・ロウリー

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