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【BD鑑賞】ノーマル・ハート

ノーマル・ハート
 制作年  2014年
 監督   ライアン・マーフィー
 出演   マーク・ラファロ、マット・ボマー、
      テイラー・キッチュ、ジム・パーソンズ、
      ジュリア・ロバーツ、アルフレッド・モリナほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2015年6月20日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年6月


 AIDS映画なのかゲイ映画なのか、微妙なところだなぁ。
AIDSを扱うと作品は、おおよそはゲイも扱うことになる。
それは初めて発見され症例報告が、1981年に米国ロサンゼルスに住む同性愛男性(ゲイ)の感染だったからであろう。
実際には同性愛者に限った話ではない。
疑わしき症例は11950年代からあったようで、「やせ病」として中部アフリカ各地で報告されていた。

HIVは普通の生活環境においては非常に弱いウイルスなので、「やせ病」の人と一緒に暮らしていたとしても皆が感染するわけではない。
超濃厚接触、つまり性行為や輸血、妊娠などが感染経路となる。
ゲイに感染者が多く発見されたのは肛門性交によって腸粘膜に精液が接触し、そこから感染するとされているからである。
腸の粘膜は一層であるため薄くHIVが侵入しやすいため、膣性交よりも感染リスクが高いためではないかと。(ウィキペディアからの想像)

本作は、そういったAIDSとどう戦うか?あるいは感染者への差別とどう闘うか、
といったテーマの作品ではない。
まぁ、後者は近いものがあるが…
そもそもの同性愛者、特に男性同士の人々への差別が第一義的にある。
その上でのAIDS感染である。
同性愛者と言う特殊な人種(?)だから正体不明のウィルス感染への対応が遅れる、
ないしは対応されないという現実、そこを問題視している。
でもそれが最重要のテーマではないと思う。

本作を観ながら感じたことだが男性同士の同性愛というと、最近のバラエイェィ番組の影響か女性化した男性をイメージしてしまう。
いわゆるオネエないしはオカマ。
けれど本作で描かれるゲイの人たちは、そうではない。
同性にしか愛を感じない人たち。
性同一性障害とも違う。
それは病気とは違う人間としての「普通」の感情であることを主張している人たち。
1970年代の性の解放運動は、女性への性による差別の排除・解放を訴えていたと思うが、40年の時を経た本作では、愛の形に性差はなく自由なものであるべきだと訴えている。

主人公と彼の恋人との物語は男女であれば、まるっきり「ある愛の詩(1970年)」と同じ構造を持っている。
彼らの愛に違和感を抱く差別と本作は闘っている。
AIDSの問題は狂言回しに過ぎないのだ。
そんな気がした作品だったのだが、どうだろうか。

おそらく録画動機はジュリア・ロバーツだったと思う。
まぁ、大活躍はしない。
差別と闘う女医ではあるけれど…
マーク・ラファロとのダンスシーンの意味がよく分からなかったなぁ。

よい邦題を創造して欲しかった。

ノーマルハート (字幕版) - Mark Ruffalo, Matt Bomer, Taylor Kitsch, Jim Parsons, Alfred Molina, Julia Roberts, Joe Mantello, Jonathan Groff, Denis O'Hare, B.D. Wong, Stephen Spinella, Corey Stoll, Finn Wittrock, Ryan Murphy, Larry Kramer, Larry Kramer, Scott Ferguson, Ryan Murphy, Dante Di Loreto, Jason Blum, Brad Pitt
ノーマルハート (字幕版) - Mark Ruffalo, Matt Bomer, Taylor Kitsch, Jim Parsons, Alfred Molina, Julia Roberts, Joe Mantello, Jonathan Groff, Denis O'Hare, B.D. Wong, Stephen Spinella, Corey Stoll, Finn Wittrock, Ryan Murphy, Larry Kramer, Larry Kramer, Scott Ferguson, Ryan Murphy, Dante Di Loreto, Jason Blum, Brad Pitt

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