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【DVD鑑賞】ニューヨーク 最高の訳あり物件

ニューヨーク 最高の訳あり物件
 制作年  2017年
 監督   マルガレーテ・フォン・トロッタ
 出演   イングリッド・ボルゾ・ベルダル、カッチャ・リーマン、
      ハルク・ビルギナー、ティンカ・フュアスト、
      フレドリック・ヴァグナーほか
 劇場公開 2019年6月
 録画日  DVD形式 2020年1月12日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年4月


 普段は女優か男優、あついはタイトル、稀に監督で鑑賞作品を選ぶのだが、本作は予告編を観ていてなんとなく面白そうだったので、というのが鑑賞動機。
こういうパターンは珍しいほうだと思う。
しかも知っている俳優さんは誰もいない。

予告編で感じたのは妻と元妻の壮絶バトル。
妻が家を売り出すのだが、そこに元妻がやって来てというシチュエーションに、このあと二人のバトルがあって最後はチャラいダンナを懲らしめ、二人の女には友情が芽生える…みたいな感じを想像した。

うーん、大きなトレンドとしては外れてはいないけれど、友情物語はなかったなぁ。
そういう点では肩透かしを食らったし、何が言いたいのかよく分からなかった作品。
はっきり言えば、思ったよりつまらない作品だった。
女心の機微が分からないということかもしれないけれど…

 主人公の一人、ジェイド(イングリッド・ボルゾ・ベルダル)が、夫のニックから別れを告げられるというところから始まる。
ジェイドは元モデル。
現在は夫のの出資で、自分の名を冠したファションブランドを立ち上げたところ。
別れの理由が若いモデルのもとに走ったから…
ふむ、やっぱりチャラ男か。
後に登場するけれど、それほどチャラくもない。
背は小さいけれど金持ちで(職業不詳)、優しく顔立ちはモテるタイプの渋顔、ちょっとしたドンファン野郎ではある。

悶々とするジェイドだが、突然元妻のマリア(カッチャ・リーマン)がドイツからやって着て「ニック(元夫のこと)から家を半分譲り受けた」と主張。
妙な同居が始まる。
趣味や生活観の違いからのトラブルがコメディタッチで(延々と)続く。
まあ、飾られている絵画や装飾品を何度も移動したりする描写なのだが、思いしろいっちゃぁ面白いけれど、女の(二人の)執念深さに驚いた。
正直笑いは半分くらいだったかな。

ニックからの資金援助が途絶えたことで、アパートを売却して会社の運用資金を賄おうと画策するジェイドだったが、マリアは頑として売却を拒否する。
騒動(バトル)勃発かと思うのだが、そうでもない。
いや、バトルはバトルなんだけれど…

 マリアとジェイドには人生の対処に価値観の相違があった。
キャリアを捨てて家事をこなし娘を育てることに人生のある時期を費やしてきたマリアと、ビジネスの世界で社会的評価を得るために人生をかけているジェイドという価値観の相違が反映されている。
でも、そのことを深堀して何かを炙り出すことがテーマではないようだし…
ましてやマリアの価値観が古く保守的で、ジェイドのほうが革新的で未来的であると
主張しているわけでもない。
強いて言えばラストにジェイドとよりを戻そうとしたニックに「ふたり一緒ならね」と答える姿に何ごとか新しい価値観を見出すべきなのかもしれない。

途中、マリアの娘が息子とともにやってきて居候する。
娘はジェイドの元で香水のブランドを製作する手伝いをし才能を認められるが、「ここには私の生きる場所じゃない。こどもをお金だけが価値観の場所で育てたくない」と言って去ってゆくのだが、何のために現れ去ってゆくのか?
このエピソードの意味が全く分からなかった。
分からないところにテーマがあるのかな?知らんけど…

まぁ、原題の「Forget About Nick」から類推すると、「男なんて忘れちゃえ」ってことになるのだろうか?
そういえば「地球最後の男(1999年)」という「男のいない世界」を実現しようとする作品があったなぁ。
結局、仲良くやりましょうってオチだったと思うけれど。

二度目の鑑賞はないだろうな。
できれば妻と元妻の壮絶バトルコメディがよかった。

ニューヨーク 最高の訳あり物件 [DVD] - イングリッド・ボルゾ・ベルダル, カッチャ・リーマン, ハルク・ビルギナー, ティンカ・フュルスト, フレドリック・ワーグナー, マシアス・サンダース, マルガレーテ・フォン・トロッタ
ニューヨーク 最高の訳あり物件 [DVD] - イングリッド・ボルゾ・ベルダル, カッチャ・リーマン, ハルク・ビルギナー, ティンカ・フュルスト, フレドリック・ワーグナー, マシアス・サンダース, マルガレーテ・フォン・トロッタ

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