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【BD鑑賞】ロサンゼルス

ロサンゼルス
 制作年  1982年
 監督   マイケル・ウィナー
 出演   チャールズ・ブロンソン、ジル・アイアランド、
      ヴィンセント・ガーディニア、アンソニー・フランシオサ、
      J・D・キャノン、ローレンス・フィッシュバーンほか
 劇場公開 19982年3月
 録画日  BD形式 2016年1月1日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2020年2月


 「狼よさらば(1974年)」という作品の続編だそうである。
そんなこととはつゆ知らず、チャールズ・ブロンソン狙いで鑑賞した。
といって彼のファンではない。
高校生の頃、マンダムのCMで毎日のように見かけた俳優さん。
あまり好きではなかった(男臭すぎて)が、当時資生堂のMG5が若者向けの化粧品としてブランドを確立していたが、その存在にチャレンジするマンダムというブランドの姿勢は好きだった。
マンダムが無ければ、その後のエロイカもないのではないか?

もう一つ、「雨の訪問者(1970年)」という作品があり、これはテーマ曲が当時の洋楽ヒットチャートを賑わせたこともあり、映画は観たことはなかったがチャールズ・ブロンソンという渋みのある顔立ちの俳優が演じていたことは知っていた。
知っていると言っても当時よく読んでいた映画雑誌でのことだが…

まぁ、そんなこともあって動機は違うけれどクリント・イーストウッドと同じで、機会があれば記録魔的に作品を録画して鑑賞しようと思っている俳優さんの一人。
本作も、そういう流れで録画した。

 主人公のポール・カージーは、ロサンゼルスで設計士の仕事をしている。
以前暮らしていたニューヨークで、街の強盗団に妻を殺され娘が凌辱されるという過去を持つ男だった。(前作は、そのことが描かれていたのだったか?)
まぁ、この部分が前作の話になるのだが知らなくても問題はない。
というのは同じ事件が起きてしまい、ポールはニューヨークと同様に犯人たちに復讐し始めるからだ。
夜な夜な街を徘徊し、悪党どもを見つけては粛清する。

でも復讐劇という色合いはないに等しい。
なにしろ有無をも言わさず銃で殺してゆく。
犯人に何のために殺されるのか理由は告げないのだ。
ここが復讐劇というよりは悪党から自らの力で身の安全を守るという、米国開拓時代の自警的な精神を感じるのだが、正直違和感があるのは否めない。
それはどうしても開拓という名の侵略によって生み出された精神だと思うからだ。
決して褒められた精神ではない。

物語は後半から、このロスでの犯罪者の連続殺人がニューヨークのそれと似ているということで警察が動き出す。
どうも派遣されてきた警官、ポールの行動を評価しているようなところがある。
彼を逮捕する、という行動には出ないのだ。
むしろラスト近くでは彼と一緒に協力して、ではないのだが悪党に粛清を浴びせる一翼を担い、そのことで殺されてしまう。
「やつらを逃がすな」だったかな、最後の台詞は…

つまりは1980年代の米国大都市(NYとLA)の酷い治安と、自身の安全を守るためには自警しかないと言っているような作品で、そこそこ面白いのだが米国社会の歪みには同情申し上げるしかない。
そういえば80年代、日本の治安の良さが話題になっていた。
今は知らないが、当時勤務していた札幌での話。
時代がバブルだったせいもあるが、幾度か朝まで呑んだことがある。
ススキノの朝5時、普通に千鳥足で女性たちが闊歩していた。
よく襲われないものだと日本の治安の良さを感じたものだ。
本作のLAだったら間違いなく暴漢に襲われているだろうなぁ。

娘役の女優さん、80年代的で可愛らしかったなぁ。

ロサンゼルス [Blu-ray] - チャールズ・ブロンソン, ジル・アイアランド, マイケル・ウィナー
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