0コメント

【DVD鑑賞】ネットワーク

ネットワーク
 制作年  1976年
 監督   シドニー・ルメット
 出演   ウィリアム・ホールデン、フェイ・ダナウェイ、
      ピーター・フィンチ、ロバート・デュバルほか
 劇場公開 1976年
 録画日  DVD形式 2006年2月25日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2006年3月頃


 多分、フェイ・ダナウェイ狙いの作品だと思うのだが、あまり自信がない。
そもそもフェイ・ダナウェイのことをよく知らないのだから狙いというのも、
おかしな話だなという気がしている。

1941年生まれの米国の女優さんである。
「真昼の衝動(1966年)」で映画デビューを果たした。
翌年「夕陽よ急げ(1967年)」を経て「俺たちに明日はない(1967年)」に出演して一躍注目を浴びたらしい。
ちょうど、自分が映画を読む時代に突入した時期と重なる。

「ボニーとクライド/俺たちに明日はない」は、タイトルだけはよく知っている。
テーマ曲がずいぶん流行ったと記憶しているが、好みのサウンドではなかったので今ではメロディーも浮かんでこない。

その後、出演作を何本か鑑賞している。
しかし、彼女を狙って観たという作品はない。
だから、本作だけ彼女狙いと書いてはみたものの、まったく自信はないのである。

 視聴率稼ぎのためなら手段を選ばないテレビ業界の
非情な舞台裏を描いた作品のようだが、正直あまりインパクトがなかった。
1970年代では大きなインパクトだったのかも知れないが、21世紀の今になってみると先見性は認めても物語が面白いかと言えば…どうだろう。
類似の話と現実が多すぎるのかも知れない。

それと21世紀にネットワークと言えば、真っ先に思い浮かぶのはインターネット。
テレビネットワークと言われてもピンとこなくなっている。
そういう時の流れも、インパクトが弱かった理由の一つかもしれない。

日本で視聴率稼ぎの「やらせ」が表面化するのは、1980年代半ばだそうである。
それ以前も「準やらせ」的な制作手法は有ったのだろうと思う。
ただ1980年代半ば以降の「やらせ」は、明らかに視聴率稼ぎであり同時に放送倫理、報道倫理が崩壊してゆく端緒となっている。
今では誰も情報バラエティ番組を報道番組とは捉えていないだろうが、1970年代まではテレビというのは、よほどのことがなければ真実を報道していると多くの日本人は思っていた。

これには技術の進歩も一役かっているかもしれない。
ビデオ録画技術の進歩と低価格化である。
それまでナマ放送が主だったから、なかなか「やらせ」もできなかったはないか。
ビデオ録画技術の普及で「編集」が容易に行えるようになったことが、「やらせ」が一般化する一つの要因だと思うのだが、どうだろうか。
もうひとつ、バブル時代のうねりの中で倫理観が薄れ、拝金主義が台頭してきたことも、大きな要因としてあるのではないか。

本作、そういう流れに侵されていく業界を皮肉った作品らしいのだが、残念ながらそのような物語としては記憶に残っていない。
剛腕女性編集者がチャンスを手にして、その後企業論理というか視聴率競争に敗れて自滅してゆく…そんな感じだ。

フェア・ダナウェイの印象もあまり残っていない。
やっぱり、彼女狙いの鑑賞作品ではないかもしれない…

ネットワーク [DVD] - ウィリアム・ホールデン, フェイ・ダナウェイ, シドニー・ルメット
ネットワーク [DVD] - ウィリアム・ホールデン, フェイ・ダナウェイ, シドニー・ルメット

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント