0コメント

【DVD鑑賞】ザ・チルド/甦る冷凍人間

ザ・チルド/甦る冷凍人間
 制作年  1985年
 監督   ウェス・クレイヴン
 出演   マイケル・ベック、ビアトリス・ストレイト、
      ディック・オニール、アラン・ファッジ、
      ローラ・ジョンソンほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  DVD形式 2018年3月25日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2018年8月


 まぁ、タイトル通りの内容だったな。
手の施しようない病の息子を母親が藁にもすがる気持ちで、
将来医療が発達したらと治療しようと冷凍保存する。
だが、機械の故障なのか…原因は分からないが息子は冷凍状態から覚醒してしまう。
奇跡的に甦った息子だったが、そこに息子の心はなかった。
という流れの話で、どういう意図なのかホラー仕立てになっている。

残っていたフィルムそのものが質が悪かったのだろうけれど、
いや、それにしても酷い画質だったなぁ。
もっとも酷いのは画質だけではない。
とても1985年の作品とは思えない。
いくらTVムービーだからといっても酷すぎるなぁ。

制作意図も、よく分からない。
甦った息子に心がなく様々な悪事を働くのだけれど、
そのどれもが冷凍人間の恐怖に繋がらない。
冷凍人間というSF的な仕掛けを使った意味が分からない。
単に不治の病から奇跡的に助かったという設定でも十分成立する物語。

いや、もしかすると母親のエゴで息子を冷凍保存したという倫理問題と、
愛情のはざまで揺れ動く母親の葛藤を描くつもりだったのかも…
でも、それならホラー仕立てにする意味がないだろう。

ラストに、また機械の故障で冷凍状態から誰かが甦りそうな状況が描かれるが、
意味不明というか安直すぎるなぁ。
恐怖感を観客に与えたかったのだろうけれど本編で恐怖を感じない以上、
リフレイン的なラストを見せられても何も感じないじゃないか。
TVムービーで予算がなかったのだろうけれど、冷凍保存の倫理問題をテーマにしてもよかっただろうに。

まぁ、制作時には誰も見向きもしなかったであろう異色な作品が好きという、
一部の粘着質系観客には面白い作品なのかもしれないなぁ。

あぁ、映像が酷いと酷評してしまったが、
酷いというより10年古い映像感覚というのが正しいか。
映像を見ながら制作年の1985年を想像できない。
ちょうど娘が1歳の頃で、我が家で撮ったビデオ映像だって、
これほどに古さを感じさせないぞ。
カルトムービーとかいって、ちやほやしてはいかん。

ザ・チルド [DVD] - マイケル・ベック, ビアトリス・ストレイト, ディック・オニール, アラン・ファッジ, ローラ・ジョンソン, ジル・シュエレン, ポール・ソルヴィノ, クレイグ・リチャード・ネルソン, ウェス・クレイヴン
ザ・チルド [DVD] - マイケル・ベック, ビアトリス・ストレイト, ディック・オニール, アラン・ファッジ, ローラ・ジョンソン, ジル・シュエレン, ポール・ソルヴィノ, クレイグ・リチャード・ネルソン, ウェス・クレイヴン

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント