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【WMV鑑賞】ソフィーの世界

ソフィーの世界
 制作年  1999年
 監督   エリック・グスタヴソン
 出演   シルエ・ストルスティン、トーマス・ヴォン・ブロムセン、
      アンドリン・サザーほか
 劇場公開 2000年7月
 録画日  WMV形式 2003年4月6日
      DVD形式 2005年11月3日
 鑑賞年月 WMV鑑賞 2003年4月頃



 哲学と称される類のものは、理解できるかどうかは別にして好きである。
21歳から23歳の3年間、会社が経営する社内学校に通っていた。
業務を4時半くらいに終了し、5時半から9時まで1単位90分の授業を2単位、
毎日受けていた。

高校卒業者が対象で、専門学校卒業程度の知識レベルに引き上げようという会社側の目論見である。
もともとは技術者養成のためのものだったと想像するが、自分たちの頃にはホワイトカラーも対象になっていて、管理工学という科で主に生産管理、経営工学、財務・経理などが中心の授業だった。

その中に一般教養として「哲学」があった。
高校の時は似たような授業で「倫理社会」というのがあったが、
内容は格段に深く大いに知識欲が満たされた。
特に講師の風貌が好きで、まさに哲学者を髣髴とさせる白髪が
印象的な大柄な教師だった。
居住まい、佇まいに知性が溢れんばかりで、
20代前半の自分には眩しく映ったことを思い出す。
しかし、いい加減なもので名前は忘れてしまった。

 本作には原作がある。
ヨーロッパの、確かノルウェーだったと思うが、高校の哲学教師が、
少年少女たちに哲学の手ほどきとして読んでもらうよう構想された
ファンタジー小説だったと思う。
世界各国語に翻訳され、日本でもかなり好評で哲学を扱った作品として
爆発的に売れたと記憶している。

物語は西洋哲学の歴史にそってソクラテス以前の哲学者からヘーゲル、
ダーウィンやフロイトまで、著名な哲学者や影響のあった思想が登場し、
不思議なエピソードとともに主人公の少女ソフィアが、
追体験していくという展開だ。

原作は読んだことは無い。
もともと映画という手法には馴染まない題材かもしれない。
それでも自己は何者か、世界はなぜ存在するのかといった思春期の
哲学的な思いの思索を触発するには成功していると思う。
西洋哲学を丸ごと鵜呑みにしてしまうことはないが歴史と思想を考える上で、
小説同様原作者の意図は充分反映された作品ではなかろうか。

とは言え、小説のほうが格段に深く思考力を刺激し、
哲学の真髄に触れたいという知的欲求を啓発されるに違いない。

ソフィーの世界 [DVD] - シルエ・ストルスティン, トーマス・ヴォン・ブロムセン, アンドリン・サザー, ビョーン・フロバーグ, ミンケン・フォシェイム, エダ・トランダム・グリォサイム, エリック・グスタヴソン, ヨースタイン・ゴルデル, シルエ・ストルスティン
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