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【BD鑑賞】天使の入江

天使の入江
 制作年  1963年
 監督   ジャック・ドゥミ
 出演   ジャンヌ・モロー、クロード・マン、
      ポール・ゲール、アンナ・ナシエほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2014年2月2日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2018年7月


 ジャンヌ・モローは、名前だけはよく知っている女優の一人。
中学の頃、映画に興味が少し湧き出したが、まだまだ映画は観るものではなく読むものだった時代、雑誌でよく見かける女優さんだった。

まぁ、その程度のふれあいでしかないのだが、どうしても「個性的な女優」というイメージが強くて、その活躍をリアルタイムでは知らないのだが、なんとなく出演者に名前を見つけると観てしまう。
本作もタイトルに惹かれて出演者を見ると彼女の名前が…
ポチっと録画釦押下といったところだろう。
6年前の録画なので、記憶はなく想像の域を出ないけれど。

彼女の出演作品のコレクションは、次の通り。
死刑台のエレベーター(1957年)
  2012年9月BD形式録画、2012年9月鑑賞
  「死刑台のエレベーター(2010年)」のオリジナル流れで。
エヴァの匂い(1962年)
  2017年3月DVD形式録画、2017年10月鑑賞
  ジャンヌ・モロー狙い。
審判(1963年)
  2016年4月BD形式録画、2018年5月鑑賞
  オーソン・ウェルズとアンソニー・パーキンスと
  ジャンヌ・モロー狙い。
・黄色いロールスロイス’1964年)
  2017年3月BD形式録画、未鑑賞
  アラン・ドロン、ジャンヌ・モロー、シャーリー・マクレーン、
  イングリッド・バーグマン狙い。
マドモアゼル(1966年)
  2012年5月DVD形式録画、2015年2月鑑賞
  「マドモアゼル(2001年)」繋がりとジャンヌ・モロー狙い。
フォルスタッフ(1966年)
  2016年10月BD形式録画、2016年11月鑑賞
  オーソン・ウェルズ狙い。彼女の出演は知っていた。
ニキータ(1990年)
  2002年12月WMV形式録画、2002年12月頃鑑賞
  2005年6月DVD形式録画、2013年12月BD形式録画
  「アサシン(1993年)」のオリジナルということで。
  ジャンヌ・モローの出演は当初は気づいていない。
・愛人/ラマン(1992年)※
  2019年10月DVD形式録画、未鑑賞
  タイトルに惹かれたのか、ジェーン・マーチ狙いだったのか?
  ジャンヌ・モローはナレーション。
プラトニック・ゲーム(1996年)
  2006年3月DVD形式録画、2006年3月頃鑑賞
  ジュード・ロウとクレア・ディンズ狙い。
  ジャンヌ・モローの出演は当初は気づいていない。
・奥サマは魔女(1997年)
  2018年8月DVD形式録画、2018年12月鑑賞
  タイトル狙いで。 
エバー・アフター(1998年)
  2005年6月DVD形式録画、2005年6月頃鑑賞
  ドリュー・バリモア狙い。
  ジャンヌ・モローの出演は当初は気づいていない。
・レ・ミゼラブル(2000年)
  2016年1月BD形式録画、2020年7、8月鑑賞
  ジョン・マルコヴィッチ狙い。
クロワッサンで朝食を(2012年)
  2014年6月BD形式録画、2019年3月鑑賞
  タイトルに惹かれ、ジャンヌ・モローの名前があったので。
 (2020年7月末現在)

 さて、本作だが、まぁ、なんちゅうか…賭博中毒の中年女の恋の顛末を描いた、
どこかやるせない恋物語である。
「天使の入江」というのは、ニースに実在する湾のこと。
そこにある賭博場で、若い真面目な銀行員の主人公はジャンヌ・モロー演じる
賭博中毒女と出会う。

どこか退廃的なムードが漂うジャンヌ・モロー。
なかなか魅力的である。
小道具となるゲームはルーレット。
小さい頃、家にあったけれど正規ルールを誰も知らなかったのせいか、
あまり面白いと思った記憶がない。
ゲームもそうだだが、賭け事に魅力を感じない質(たち)である。
呑む、打つ、買うで言えば…呑む、呑む、呑むの三拍子だ。

なので本作のヒロインの気持ちには同期はできない。
シンパシーを感じはしないが、頭では「こうして、人は堕ちるのか」と
想像して楽しむことはできる。
ヒロインに同期できないということは、その彼女にダラダラと行動を引きずられる
主人公の気持ちも分からない。
映画のキャラクターとしてジャンヌ・モローが演じるヒロインに、面白さを感じても魅力的には思えない女性である。
まぁ、ここは複雑なところで、実際に目の前に現れたら…
どうなることやら。

この二人、大儲けしたり大損したり、まるでジェットコースターである。
大儲けしては酒池肉林、我が世の春を謳歌する。
大損しても途中で止めない、止められない。
まぁ、このあたりは「呑む、呑む、呑む」の自分にも、なんとなく分かったりする。
勘定しようとして「いや、もう一本呑んで帰りましょう!」
あれ?主人公たちに同期してるのか?

幾度か天国と地獄を味わい、主人公は夢から覚める。
博打問題で袂を分かった父親の元へ戻ることにする。
執拗なまでに賭け事を嫌った父親も、若い頃は案外博徒だったのかも。
あるいは、母親が賭博中毒だったのか…
若い頃の自分と重ねて、戻ることを赦したのかなぁ。

さて問題はヒロインである。
別れの言葉を残して賭博場を去る彼。
最初はルーレットに向かっていた彼女だが、意を決して彼の後を追う。
すったもんだの恋愛劇は面白かったが、彼女の賭博依存は治っていない。
あーぁ、いい人である父親を含めて主人公の前途は多難だ。
絶対、身上潰すぞ。

ジャンヌ・モローの退廃的な目力は堪らんなぁ。
こういう退廃的な女性を演じると天下一品だ。
アンニュイとは違う底力を感じる。
風光明媚な風景がモノクロなのが残念。
想像力、弱いからなぁ…

天使の入江  ジャック・ドゥミ監督 Blu-ray - ジャンヌ・モロー, クロード・マン, ポール・ゲール, アンナ・ナシエ, ジャック・ドゥミ
天使の入江 ジャック・ドゥミ監督 Blu-ray - ジャンヌ・モロー, クロード・マン, ポール・ゲール, アンナ・ナシエ, ジャック・ドゥミ

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