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【DVD鑑賞】化石の森

化石の森
 制作年  1936年
 監督   アーチー・L・メイヨ
 出演   レスリー・ハワード、ベティ・デイヴィス、
      ディック・フォラン、ハンフリー・ボガート、
      ジュヌヴィエーヴ・トビンほか
 劇場公開 1936年9月
 録画日  DVD形式 2020年7月20日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2020年7月


 ベティ・デイヴィス狙いの鑑賞だが、期せずしてハンフリー・ボガートの一番若い出演作品のコレクションにもなった。
1899年生まれだから、若いといっても37歳だけれど…
メイキング映像によると俳優としてピンチの状態だったらしい。
レスリー・ハワードが彼じゃなければ自分も降りると助け舟を出し、
以降ハンフリー・ボガートはスター街道まっしぐら…ということらしい。
レスリー・ハワードは、あまりよく知らない俳優さんだなぁ。

 ・痴人の愛(1934年)
 ・風と共に去りぬ(1939年)

がコレクション作品。
言われてみないと思い出さないなぁ。

 狙いのベティ・デイヴィスは「痴人の愛」の2年後。
あぁ、レスリー・ハワードとも共演しているってことか。
本作では見た目通りの可愛らしい女性を演じている。
後年の悪女っぷり、怪演ぶりは微塵も感じられない。
そう言う点ではお得感があるかも。

物語はハンフリー・ボガート主演の「必死の逃亡者(1955年)」に近い流れ。
いや、流れは違うな、ハンフリー・ボガートの役柄が似ている。
女を待つところとか、意外に賢いやつだとか…

アリゾナ州のとあるガソリンスタンド兼カフェで起こる人間模様のドラマ。
想像していた話とは、全く違ったので少々面食らった。
内容的には「必死の逃亡者」とは全く異なる。
似ているのはハンフリー・ボガートが悪党で仲間を連れて立てこもることと、
恋人と待ち合わせしていることぐらい。
ハンフリー・ボガートとレスリー・ハワードの人生談義は、そこそこ面白い。

妙な感覚なのはガソリンスタンドの経営者、ベティ・デイヴィスの父親にあたるが、彼とその父親がコメディ担当。
従業員の若者とベティ・デイヴィスがロマコメ担当。
なのに話は犯罪ものでハンフリー・ボガートの悪党っぷりが冴えわたる。
さらにヒッチハイカーとして籠城する作家のレスリー・ハワードは、ベティ・デイヴィスとロマンス担当であり、ハンフリー・ボガートとの人生問答担当。
あれこみ詰め込んであるバラエティー番組のような作品でもある。

内容はともかく(と断じると制作者におこられそうだが)、後年の悪女・怪演ぶりが冴えわたる大女優と気障でイカした男の代名詞となるボギーの若かりし姿を拝むだけでも実に愉快な作品である。
特にレスリー・ハワードとハンフリー・ボガートとの人生問答は、欧州映画なら哲学談議に昇華されていることだろう。
親父殿と祖父のコメディ感は、作品の流れとしてはやり過ぎかな。
従業員の若者、振られちゃって可哀そう。

レスリー・ハワードが「死んだら化石の森に埋めてくれ」と頼んでいたが、
物語的に化石の森の役割というか意味するものが、結局は分からずじまいだった。

化石の森 特別版 [DVD] - レスリー・ハワード, ベティ・デイビス, ハンフリー・ボガート, アーチー・L・メイヨ, ロバート・シャーウッド, チャールズ・ケニヨン, デルマー・デイブス, レスリー・ハワード
化石の森 特別版 [DVD] - レスリー・ハワード, ベティ・デイビス, ハンフリー・ボガート, アーチー・L・メイヨ, ロバート・シャーウッド, チャールズ・ケニヨン, デルマー・デイブス, レスリー・ハワード

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