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【BD鑑賞】ユリシーズ

ユリシーズ
 制作年  1954年
 監督   マリオ・カメリーニ
 出演   カーク・ダグラス、シルヴァーナ・マンガーノ、
      アンソニー・クイン、ロッサナ・ポデスタ、
      シルヴィーほか
 劇場公開 1955年3月
 録画日  BD形式 2017年7月1日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2018年4月


 なんだか既知感のある話だと思ったら、ホメロスの叙事詩「オデュッセイア」が
ベースの物語だった。
ラテン語でウリセクス(またはウリュッセウス)と言い、これがユリシーズ(英語)の語源だそうだから、まぁ、タイトルは「オデュッセイア」でもいいわけだ。

でも、それとは別にユリシーズって聞き覚えのあるフレーズ。
そのぼんやりした思いで作品紹介記事を読むと、主演がカーク・ダグラスだったので観てみようかなと。
まぁ、そんなところが鑑賞動機である。

 トロイ戦争の話が出てきたときには、「ん?ユリシーズってトロイ戦争と
関係あるのか?」と驚いた。
しかも、その後の話という流れである。
ちょっと理由を忘れてしまったが、神の怒りを買ってしまったユリシーズ。
戦争が終わっても、故郷へなかなか戻れない。
故郷では、彼を一日千秋の思いで待つ貞節な妻と息子がいた。
十年の時が流れ、戻ってこないユリシーズに業を煮やした隣国の王たちが、
彼の国を乗っ取ろうと妻に再婚を迫る。
ついに妻は、ある競技の勝利者と結婚することを決意するが…

「オデュッセイア」がベースの作品は「オデュッセイア/魔の海の大航海(1987年)」、「オデュッセウス(2008年)」を鑑賞している。
両作品とも7、8年前の鑑賞なので詳しい内容は憶えていない。
ただ、鑑賞記録を読むと…
なるほど、本作に既知感を抱くのは当然だった。

故郷へ戻る間の様々な冒険は、まぁ、それなりに面白い。
一つ目巨人や魔女が登場する。
今風に言えばファンタジー・アドベンチャーだろうが、冒険活劇という表現のほうがイメージに合うような気がする。
時代なんだろうなぁ。

いや、時代というより本作が意識している観客が、大人世代であることが冒険活劇という言い方にハマる。
エログロシーンはないけれど、恋愛やら裏切り、陰謀など決して子供だけを対象にした描写とは限らない。
その作りの姿勢が一つ目巨人という特撮シーンを含めて、作品全体が稚拙化に向かっていない理由だろう。
題材がホメロスの叙事詩ということもあるとは思うが、文学の香りもほのかに薫るような気になってしまう。

 しかし、競技の勝利者になったユリシーズが、
反逆者を情け容赦なく全員惨殺というのは凄いなぁ。
ここは日本の権力者とは少し違うところだろうなぁ。
日本の場合は敵の祟りを畏れてか、全員皆殺しは少ないように思う。
徳川家康の人気がイマイチなのは、豊臣家を完全に消し去ってしまったからではないかと思っている。
武家に反乱した天皇家を島流しで済ます文化だからなぁ。

若々しいカーク・ダグラスは、それなりに魅力的だ。

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