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【DVD鑑賞】夜の診察室

夜の診察室
 制作年  1971年
 監督   帯盛迪彦
 出演   松坂慶子、峰岸隆之介、高橋昌也、長谷川待子、
      真山知子、藤村有弘ほか
 劇場公開 1971年9月
 録画日  DVD形式 2017年10月28日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2018年2月


 結婚した頃、妻がカラオケで松坂慶子の「愛の水中花」を歌ったので、
驚いたことがある。
この曲は、テレビドラマ「水中花」(TBS)の主題歌で、松坂慶子のバニーガール姿が話題になった。
妻にしてはエロティックな選択だったので驚いたのだが…

そのことは本作の鑑賞動機とは何の関係もない。
松坂慶子で、ふっと思い出しただけのこと。
渥美まりの「でんきくらげ(1970年)」、「しびれくらげ(1970年)」と同時期に制作された倒産寸前の大映映画である。
記録魔的な興味で鑑賞した。

なかなか面白かった。
気持ちがはいっているのかいないのか、よく分からない学芸会的せりふ回しで松坂慶子が「セックス」という言葉を連発するのが笑える。

性医学博士(そんな博士号ってあるのか?)の父親が運営するクリニックでアルバイトをする女子大生の娘役が松坂慶子。
夜の診察室って、今風に言うとセックスカウンセラーか。
一応、主役である。

耳年増になったヒロインが父親の顧客問題にかかわる中で、一人の若者との恋愛に目覚めるという、現在の目線では内容的には比較的純朴な作品といえるのではないか。
客集めのためか安易につけた邦題が災いのもとかも知れない。

松坂慶子が人気を博するようになると、イメージが悪くなるというのでと広告代理店らがクレームをつけ、リバイバル上映が中止になったことがあるらしい。
いやぁ、イメージダウンにはならないと思うのだが、40年前の価値観的には、そういうことだったのだろう。
綾小路きみまろの「あれから40年」のフレーズの重さを、あらためて感じるなぁ。

松坂慶子が恋する若者、峰岸隆之介という俳優だが、
似ているなぁと思って調べたら、後の峰岸徹だった。
まぁ、そうだな。

ピンク映画(死語か)かとい思って観たのだけれど、全然違ったのには裏切られたけれど、まぁ、面白かったからよしとするか。
性描写の表現には規制があったのだろうか、他愛もないものだ。
むしろ会話から知れる70年代の恋愛や結婚と性に対する考え方、価値観が分かって微笑ましいかもしれない。

あぁ、急に思い出したが、当時は成人映画というジャンル(?)があり、
本作はそれだと思っていた。
実際は一般映画で、日本でもフランス小噺のような映画を
制作しようという意図があったらしい。
及第点とは言わないけれど、そこそこの出来映えだと思う。

「フランス小噺のような映画」って「女性上位時代’1968年)」や「エレベーターを降りて左(1988年)」のような作品かなぁ。

夜の診察室 [DVD] - 松坂慶子, 峰岸隆之介, 高橋昌也, 長谷川待子, 真山知子, 藤村有弘, 帯盛迪彦
夜の診察室 [DVD] - 松坂慶子, 峰岸隆之介, 高橋昌也, 長谷川待子, 真山知子, 藤村有弘, 帯盛迪彦

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