0コメント

【BD鑑賞】フランケンシュタインの誘惑/地獄の炎ナパーム

フランケンシュタインの誘惑/地獄の炎ナパーム
 制作年  2017年
 出演   【ナビゲーター/ナレーション】吉川晃司
      【出演】池内了、梅村一之 【司会】武内陶子
 録画日  BD形式 2017年
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年7月


 鑑賞記録を書こうと思って、番組ホームページを見て驚いた。
番組プロヂューサーがこう述べている。
「ベトナム戦争を描いた映画や記録映像で、ナパームがジャングルを焼き尽くす様を
ご覧になった方も多いと思います。枯れ葉剤と並んでベトナム戦争が生んだ最悪の兵器…そう信じ込んでいました。」

なんということだろう。
ナパームがベトナム戦争って…
これでは東京大空襲の被害者が浮かばれないではないか。
本番組のプロデユーサー、1986年早稲田大政治経済学部をご卒業なので、
1960年代半ばの生まれと思われる。
現在は50代前半といったところ。(2017年の話)
いったい、日本の中学、高校、大学では何を教えているのだろう。

自分は、干支で一回りほど上になるが、1945年の東京大空襲で使用された焼夷弾をナパーム弾と称することは、小学校高学年で知っていたと思う。
それが記憶の捏造であったとしても、中学2、3年の頃には間違いなく知っていた。
日本は太平洋戦争を全く教えない国になったのだろうか。
そのことに、まず驚いてしまった。
まぁ、自分たちの教えられた太平洋戦争が、
必ずしも真実とは言えない部分もあるのだけれど…

 通常の爆弾は主燃焼材(爆薬)の急激な燃焼によって起こる熱と爆風が
その主たる威力となるが、ナパームは通常より高温燃焼であることに加えジェル化した燃焼材が四方八方に飛び散り広範囲に影響を及ぼす。
ジェル化された燃焼材は水などでは消火しにくい上、粘着性があるので、
普通の火の粉より人体や建造物にへばりつくので質(たち)が悪い。
ナパームを池の中で爆発させ消えずに燃え続ける実験映像が紹介されていた。

多くの戦争で使用されてきたが、現在では使用禁止兵器に指定されている。
だがアフガニスタンやイラクで米軍が使用したとも報じられている。
実際のところは分からないが、米国のこの公式発言が戦争の実態そのものを
物語っているであろう。
「ナパームのように見えるナパームとは違う兵器を使用しただけ」

本番組で、戦争に加担した科学者のことが多く紹介されている。
ナパームの開発は、ハーバード大学のルイス・フィーザーという化学者行った。
戦争に勝つため、戦争を早く終わらせ米兵を救うためが目的である。
従って彼は後に非人道的と非難されるナパーム弾の開発を、
一度たりとも恥じることも反省することもなかった。
むしろ太平洋戦争を終結させたのは原爆ではなく、自分の開発したナパームだと
思っていたかも知れない。
1977年、78歳で永眠。

#6「地獄の炎 ナパーム」 - 吉川晃司
#6「地獄の炎 ナパーム」 - 吉川晃司

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント