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【BD鑑賞】ギルダ

ギルダ
 制作年  1946年
 監督   チャールズ・ヴィダー
 出演   リタ・ヘイワース、グレン・フォード、
      ジョージ・マクレディ、ジョセフ・カレイア、
      ジョー・ソーヤー、ルース・ローマンほか
 劇場公開 1949年8月
 録画日  BD形式 2017年4月16日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年5月


 えっ?一ヶ月前の録画?
この原稿は2017年5月末に書いているのだが、
1年くらい前の録画だとばかり思っていた。
そうかぁ…それなのに、すでに録画動機を忘れている…

それもなんだか悔しい(?)ので考えてみた。
本作はイマジカBS(録画当時)からの録画である。
つまり実際に録画予約釦を押したのは、1年というわけではないが、
少なくとも2~3ヶ月前だろうと思われる。

それは、当時の我が家の場合スカイパーフェクトTVは専用のHD付チューナーで予約録画、その後BDレコーダーにダビング、それからBDディスクへという手順なので、そのくらいの時間が経過していてもおかしくない。

 おそらくイマジカBSの「1940年代に一世を風靡した女優リタ・ヘイワース主演のフィルム・ノワール」に反応しての録画なのだと思う。
しかも、反応したのはリタ・ヘイワースではなくフィルム・ノワールだったと思う。
リタ・ヘイワースって、名前くらいしか知らない女優さんだ。

以前、「上海から来た女(1947年)」の鑑賞記録には、「妙に記憶に残っていた名前だが、どういう理由か…?出演作をトレースしてみたが、記憶に残っている作品は一つもなかった。自分にとって、映画が読む時代だった頃に雑誌で読んで、そのまま残ったものかと想像する。」と書いている。
綺麗だと思ったのは間違いないが…

そういえば「ショーシャンクの空に(1994年)」で、
主人公の監獄にポスターが飾られていたのではなかったか?
ポスターはマリリン・モンローだったかな?
囚人たちがテレビの再放送で本作を観て喜んでいたのだっかな?

どちらにしてもセックスシンボル的に扱われていたのだと思うが、
なるほど本作のギルダは、まことに美しい。
全体的なボンキュッパ具合は、マリリン・モンローに軍配を挙げたいが、
リタ・ヘイワースのほうが知的に見える。
モンローは、このイメージの違いに悩んだのかも知れない。

物語自体は、それほど面白いとは感じられない。
場末のへなちょこいかさま師が妙な縁で知り合ったカジノのオーナーの下で、
のし上がってゆくのだが、このオーナーがワルでタングステンの独占で
世界制覇を企んでいる。

タングステン?
真っ先に思い浮かぶのは、電球のフィラメントである。
そんのものを独占して、世界制覇ができるのか?
1940年代末というのは、それが違和感なく受け入れられる時代だったのか?

調べると砲弾、特に対戦車、対艦船用の徹甲弾に用いられるらしい。
なるほど、これだと兵器商人として世界制覇できそうだが、
劇中にそんな話は無かったなぁ。
あくまで電球のフィラメントだったが…

 このワルのオーナーが妻として主人公に紹介するのがギルダ。
大きな屋敷の一室での主人公との対面は、実に満を持してといった雰囲気。
「お待たせしました、超人気美人女優リタ・ヘイワースの登場です」という
アナウンスの声が聞こえてきそうである。

まぁ、早い話が、本作はそういう映画なのだろう。
主人公とは元恋人同士という設定だが、それがどんな恋愛模様だったのか、
なぜ互いに憎むほどの別れ方をしたのか、それらは一切語られない。
なのでラブストーリーものとして物語が成立していない。
フィルム・ノワールとしても、カジノのボスの暗黒面がさっぱりで、
単なる嫉妬オヤジ化しているのでノワール的にはダメダメである。

やはり後半、ヤケになってカジノのクラブで歌い踊るリタ・ヘイワースや、ピエロ役の使用人に聴かせるギターの弾き語りなど、いくつかの名場面でリタ・ヘイワースを楽しむ映画なのだろう。
特にクラブで歌いながら、片手だけ手袋を脱ぐシーンは確かに素敵だ。

周囲にリタ・ヘイワースについて語る人間がいないので、
彼女がどの程度人気女優だったのか知る由もないのだが、
とにかく彼女の美しさを際立てるためだけに制作されたのだろうと、
そのようにしか感じられない作品だった。
そして、そういう作品もアリだと思っているので、それでヨシとしよう。

タングステン、もう少し際どい陰謀話にして欲しかったかなぁ。

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