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【BD鑑賞】コズミック フロントNEXT/大海の一滴 1000年の旅

コズミック フロントNEXT/大海の一滴 1000年の旅
 制作年  2017年
 出演   【声】植竹香菜、宗矢樹頼、佐々木啓夫、金光宣明、河本邦弘
      【語り】永作博美,小田切千
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2017年3月
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年4月


 今回の話題は宇宙とは少し違う。
この地球の水、海のお話である。
海は命の母、地球上に生息するあらゆる生物の源は海である。
そして日ごろ意識していないこと、それは海の水の量である。

今回、番組の中で海の水を全て集めて丸くすると、
どのくらいの大きさになるか?を映像化していたのが興味深い。
なんと月の半径の半分以下の球形にしかならない。
まぁ、自分で確認の計算はしていないけれど…

ふと考えてみると、海なんてせいぜい深いところで10,000m、
10Km程度である。
いくら地表の7割が海と言ったところで、たかが知れている。
地球の半径は6400Km弱、1%にも満たない深さともいえないほどの厚み。
餃子の皮より薄い…
これも映像化されていて面白かった。
水なんて、あるんだか無いんだか分からないくらいの薄さであったことに、
あらためて驚かされた。

ところがその薄い薄い海の水の動き、海流が、
地球の気候に大きな影響を及ぼしているという話。
特に深層流と呼ばれる海流が重要なファクターらしい。

そういえば放送大学で「地球システム」という言い方で講義されていた。
大気と海とマントルの対流が、気候や生命の発生に重要という話で、今回は海に的を絞っているが、その講義内容を面白く映像化していて楽しめる。
特に衛星など様々なデータから、一滴の水が海を巡るシュミレーションの映像は
とてもユニークだった。
サブタイトルにもなっている「1000年の旅」は、
海水が500年から1000年という時間軸でダイナミックに
変化しているということだ。

最近フライングというかミスリードが多い本番組だが、
まぁ、素人が楽しむには、なかなか面白い映像化ではないかと思う。
あまり断定的に表現したり危機を煽るような表現は、
いかがなものかという気もするが…

なにしろこの深層流を含めて、ダイナミックな地球の動きが、特に衛星からのデータで分析できるようになったのはごく最近のことである。
様々な学説があり、理論的に証明されるのはこれからというものある。
まぁ、想像力を刺激してくれるという点では楽しい。

かつて仕事で、ランドサットからのデータを分析するシステムを
販売したことがある。
その時の解像度は40m四方が1ピクセルだった。
今から40年ほど前の話である。
技術は間違いなく革新している。
技術を基礎から知る人たちがより多く育ち、正しく倫理的に応用し、
今後、益々多くの知見を我々にもたらしてくれることを期待したい。
科学技術の暴走だけは勘弁して欲しいものだ。

コズミック フロントNEXT/大海の一滴 1000年の旅.jpg
NHK HPより

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