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【DVD鑑賞】怪物の花嫁

怪物の花嫁
 制作年  1955年
 監督   エドワード・D・ウッド・Jr
 出演   ベラ・ルゴシ、トー・ジョンソン、ロレッタ・キング、
      トニー・マッコイ、ハーヴェイ・B・ダン、G・ベックワーほか
 劇場公開 1995年10月
 録画日  DVD形式 2016年11月27日
 鑑賞年月 DVD鑑賞 2017年4月


 「アメリカで最低の映画監督」と呼ばれたエド・ウッド監督の作品を興味本位で観てやろう、というのが鑑賞動機ではなかったと思う。
普通に古い特撮映画を観よう、似非フランケンシュタインの花嫁物語かという思いで選んだのではないかと思う。
しかし同時に「エド・ウッド(1994年)」も選択しているので、もしかすると「アメリカで最低の映画監督」を耳にしてのことかも知れない。

いや、「エド・ウッド」は監督がティム・バートンだし、ジョニー・デップが主演だし、サラ・ジェシカ・パーカー、ジェフリー・ジョーンズ、ビル・マーレイらが出演していて、この方面で選択したのかも知れないな、とも思うのである。
要するに、いつもの出演者狙いというだけのこと。
確かに録画した時点で、エド・ウッドなんて監督さんは知らないし…

ただ、どういう理由で選択したのか忘れてしまっていて、何度か選択を延期してる。
本当に、これからは録画選択理由をメモったほうがいいかなぁ。
でも、面倒くさいしなぁ…
まぁ、思い出せずとも、いろいろ考えることで脳が活性化するということにするか。
それもまたお楽しみということで…いい加減だなぁ。

 それにしても、この監督の本作制作の動機が不明である。
巷間、言われるところによると「映画制作への愛情」ということらしいが、
似非「フランケンシュタインの花嫁(1935年)」にもなっていない出来映え。
どういうつもりで物語を考えたのか…理解に苦しむ。

なにやら怪しげな実験を繰り返す博士がいる。
放射能(?)で超人を作ろうということらしいのだが、出来上がったのは巨大タコ、
あとワニやら蛇やらモグラやら…
予算の関係なのか、どこかで撮られた記録映像のよう。
本編とのつなぎもあからさまで、笑うしかない。

超人を作るためだと思われるが、古い屋敷の周囲では謎の失踪事件が発生している。
それを調べる女性記者が、一応は花嫁なのだろう。
後でウェディングドレス着せられてるし…

博士には大男の間抜けで力持ちの助手がいる。
こいつが怪物かと思ったら、チベットで見つけてきた大馬鹿野郎らしい。
女性記者に好意を寄せているという設定のシーンはある。

事件の真相に迫るため、古い屋敷に近づく女性記者。
ゆる~い感じでお約束の拉致監禁。
超人のため花嫁姿で実験台に。
しかし、このセット、酷いなぁ。
町の歯医者の治療室より「科学」の匂いがしないのだけれど…

女性記者、超人化の餌食になるかと思われたが危機一髪、この間抜けな大男の博士への裏切りで女性を救出するも、博士を超人にしてしまう。
超人博士、間抜け大男、そして女性記者の恋人刑事のユルユルの戦い、超人博士は女性記者を抱えて実験室を抜け出す。

あらま、怪人は結局、博士ということか。
無敵に思われた超人博士だが、全員の機転で沼へ落ちてしまう。
そこには大タコが生息していて、残念、博士はその餌食となってしまうのでした…
おしまい。
か、紙芝居か…

異様な迫力で迫ってくるのは、博士役のベラ・ルゴシ。
ブラム・ストーカー原作「ドラキュラ」の初めての正規映画化作品で黒いタキシードと黒いマントというドラキュラ伯爵スタイルを確立し、一世を風靡した名優である。
本作でもその演技力は他を圧倒しており、唯一の見どころになっている。

実際、この時期のベラ・ルゴシは仕事に恵まれず薬物依存症だったようだが、
元気いっぱいの演技には驚かされる。
本作制作の翌年、1956年に亡くなっている。
もっとも、この点は誇張して伝えられた面もあるようで、実際は5番目の妻と共に比較的穏やかな晩年を過ごしたらしい。
葬儀の際はドラキュラ伯爵の衣装で埋葬されたようである。

世の中には珍作としか言いようのない作品が好きな人も多いのだろうなぁ。
何事も一生懸命が大事ということか。

怪物の花嫁 [レンタル落ち] - ベラ・ルゴシ, トー・ジョンソン, ロレッタ・キング, トニー・マッコイ, ハーヴェイ・B・ダン, G・ベックワー, ミッシェル・B・ダルクマン
怪物の花嫁 [レンタル落ち] - ベラ・ルゴシ, トー・ジョンソン, ロレッタ・キング, トニー・マッコイ, ハーヴェイ・B・ダン, G・ベックワー, ミッシェル・B・ダルクマン

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