0コメント

【BD鑑賞】私が、生きる肌

私が、生きる肌
 制作年  2011年
 監督   ペドロ・アルモドバル
 出演   アントニオ・バンデラス、エレナ・アナヤ、マリサ・パレデス、
      ジャン・コルネット、ロベルト・アラモほか
 劇場公開 2012年5月
 録画日  BD形式 2013年8月19日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年7月


 こいつは驚いた。
監禁ものと言えなくもないが、まさかこういう形とは…
ヒロイン(?)の、将来はどうなっちゃうんだろう。

妻の浮気相手への復讐劇と言えなくもない。
これがまた複雑な関係なのだが…
主人公(なのか?)のロベル(アントニオ・バンデラス)は、世界的な形成外科医。
大邸宅に家政婦マリリア(マリサ・パレデス)と共に暮らしている。
もう一人、ベラ(エレナ・アナヤ)という女性が監禁されている。
といってもかなり自由な生活ぶりではある。

ロベルは知らないが、マリリアは彼の実の母親、生みの親ってこと。
そしてベラは、亡くなったロベルの妻に瓜二つ。
ロベルが、そのように整形していたのだ。
その過程で、彼は新開発の人口肌を人体実験的に使用し名声を得ている。

ロベルの妻は車の事故で大やけどを負ったが、
彼の献身的な看病で一命をとりとめた。
けれども、自分自身の姿を苦にして投身自殺を遂げていた。
実はこの車の事故は、彼女が浮気相手と一緒に逃亡して起きた。
その浮気相手というのが、なんとマリリアの息子。
二人は知らないが夫とは異父兄弟というわけなのだから、
実に呪われた家族という設定だ。
これだけでも十分、一つの物語になりそうである。

さらに不幸は続く。
妻の投身自殺を娘が目の当たりに目撃していた。
そのせいで娘は心を病んでしまった。
その後、彼女も母親の後を追うように自殺してしまったが、
それには軽い強姦未遂事件が絡んでいた。

そして、その強姦未遂事件こそがベラの監禁に繋がっているのだが、
まぁ、それは観てのお楽しみだろう。
とにかく、このロベルの復讐劇(妻と娘)は、かなり異常である。
まぁ、見方を変えると母マリリアの不幸な人生劇と言えなくもない。
マリリアにしてみれば、異父兄弟、嫁、孫娘という
家族全員が命を落としてしまう悲劇でもある。

本作、WOWOWのW座という特集で放映されていたのだが、
解説者がタイトルについて解説していた。
主人公かも知れないベラの心情を表わしたタイトルだという。

ベラはロベルと一緒に人生をとも一瞬考えたが、そのこと自体、彼の妻の姿に変えられたことを受け入れるということになる。
すなわち新しい「肌」と生きるということだが、彼女は最終的に別の選択をする。
そして、その選択はうんぬんかんぬん…よく意味が分からなかった。
ベラの新しい人生に幸あれと祈るばかりである。

ベラを演じたのはエレナ・アナヤ。
本作、最初の企画ではベルはペネロペ・クルスだったらしい。
ベラの秘密を考えると、ちょっと色気がありすぎるような気がする。
そのペネロペ・クルスととエレナ・アナヤは、
ウェルカム!ヘヴン(2001年)」という作品で共演していた。
でもcは、まったく記憶がない。

気になって、他にコレクションがないか調べてみた。
 ・ヴァン・ヘルシング(2004年)
 ・アラトリステ(2006年)※ 
 ・ランド・オブ・ウーマン/優しい雨の降る街で(2007年)
 ・ワンダーウーマン(2017年)
 (2020年5月末現在。※印は未鑑賞作品)

えっ?「ワンダーウーマン」に出ている?
なんと、あの毒ガス博士か…そうなんだ。

私が、生きる肌 Blu-ray - アントニオ・バンデラス, エレナ・アナヤ, マリサ・パレデス, ペドロ・アルモドバル
私が、生きる肌 Blu-ray - アントニオ・バンデラス, エレナ・アナヤ, マリサ・パレデス, ペドロ・アルモドバル

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント