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【BD鑑賞】フランケンシュタインの誘惑 「切り裂きハンター 死のコレクション」

フランケンシュタインの誘惑 「切り裂きハンター 死のコレクション」
 制作年   2016年
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2016年10月
 鑑賞年月 2016年8月


 前回の放送「最新衛星があばく地球のミステリー」は、
少々がっかり感のある内容だった。
と言っても、個人的な感覚に過ぎないけれども…
やはり、今回のように科学史に登場する科学者の闇を暴き出したり、
純粋に科学技術の最新情報に迫る内容のほうが面白いと思うが、どうだろうか。

さて今回は、18世紀に実在した外科医ジョン・ハンターが取り上げられている。
彼は動脈バイパス手術を発明し臓器移植を考案、
さらに愛弟子のジェンナーが種痘の研究に踏み出す背中を押し、
近代医学の偉大な先駆者と言われている人物だそうである。
うーん、知らなかった。

ところが彼は単なる科学者というだけでなく、
収集癖が異様に強い人物だったようで、
なかには非合法的手段で集めたものも多いという。
現在、彼のコレクションは自宅と共に博物館のように展示されているようだ。

彼は解剖学者でもあったので、何でも自分の目で確かめたいという欲求が強く、
それは、やや異常にといえるほどのものだったらしい。
コメンテータの学者が「科学者の性」として理解できないこともないと言ってた。
自分もコレクション癖があるが、ちょっと違うよなぁ、感覚的には。

面白いなと思ったのは医療技術面の18世紀の欧州は、
かなり遅れていたということだ。
キリスト教というか教会の悪しき弊害ではないかと思う。
おそらく江戸時代の漢方医が耳にしたら、腰を抜かすのではないかと思う。
幕末、医療面で蘭学が盛んになるが欧州自身もまた科学的な思考、視点が芽生え始めた時代でだったのかも知れない。

そういう潮流の中で、ジョン・ハンターの欲求は、
時代の要請だったのかも知れない。
まさに医療技術発展のため、神が遣わした人物…
と言える面もあったのではないかと思う。
そしてまた彼の逸脱した行為も、
バレなきゃなんでもありだった時代だったのかも知れない。

まぁ、おぞましい行為ではあったにせよ、
医学の発展に寄与したことは間違いないようである。

フランケンシュタインの誘惑 「切り裂きハンター 死のコレクション」.jpg
ウィキペディアより

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