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【BD鑑賞】コズミック フロントNEXT/いざ火星へ!完全植民計画最前線

コズミック フロントNEXT/いざ火星へ!完全植民計画最前線
 制作年  2017年   
 出演   【声】宗矢樹頼、植竹香菜、樫井笙人、河本邦宏、園部啓一
      【語り】萩原聖人、礒野佑子
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2017年3月
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年3月



 今回は、火星完全植民計画を紹介する内容だった。
まるで「オデッセイ(2015年)」のような番組内容である。
映画製作は、こうした研究の成果を十分に反映したものなのだろう。
もしかすると研究の宣伝映画だったのかも知れないなぁ。

米国は宇宙開発で再び世界をリードしようとしている。
それは2028年までに、人間を火星軌道に送り込むという計画。
どうやら2段階の旅になるらしく、超大型ロケットSLSを使って地球の周回軌道上で宇宙船を組み立て、その宇宙船オリオンで火星へ向かうという。
また、人間に先立ちヒト型探査ロボットヴァルキリーを開発し送り込むという。

さらに将来的には、火星を人工的に作り替え「第2の地球」に改造しようという
計画まであるらしいから驚きだ。
まるでSF映画のようだ。

夢のある計画のようにも思うが、実際にそうなると開拓された土地の所有権、
地下資源などがあった場合、その資源が生む利益は誰のものなのか?
南極の所有権問題どころの騒ぎではない。
またまた地球上で利権をめぐって争いが起きたりするのではないだろうか。

それに火星は太陽系のハピタブルゾーンの外側に位置している。
質量も地球の1/10程度である。
ちょっと人間が暮らすには過酷過ぎる環境ではないかと思う。
そういう意味では、ロボットを先に送り込んで
多少環境を改造しておくという方法は、もしかすると現実的なのかも知れない。

しかし、人間が、まぁ、生命でもいいけれど、命を持続していくために必要な
環境構築と維持のエネルギーを考えると、経済的にはペイしないだろうなぁ。
萩尾望都の「スター・レッド」では2050年に最初の移民基地が建設された。
おぉ、30年後かぁ。
あり得る話だなぁ。

過酷な環境を生き抜く必要から、ある時期から人類は突然変異によって
特殊能力を得ることになる。
地球人の火星人化である。
「スター・レッド」は、その火星人と地球人の戦いの物語だったのだが、
なにやら現実味が出てきたような気がする。

番組内で「火星探査は月の探査と訳が違う。月は片道4日程度。火星は一番近い時で
片道8ヶ月もかかる。行ったきりの覚悟で臨むべきだ」と主張している人物がいた。
まさに、そのようなことになるのではないだろうか。
ISSより大規模な宇宙ステーションで大型の宇宙船を作って、
本当に火星移住が始まるのかも知れない。

「スター・レッド」では最初の移住計画の後、火星は犯罪者の流刑地になる。
これも、案外現実的なアイデアかも知れない。
損得勘定以外の部分で、地球上の国家間に同意が得られるのではないだろうか。

あまり薔薇色の期待をしてはいけないと思うが、
火星探査を通じてさらに様々な技術が開発され、
地上の生活に役立てばよいのではないかという気がする。
自律型の探査ロボットにAIは必須の技術だろう。

火星は、かつて水と緑に溢れ生命もいたのではないかと言われている。
残念ながら、その質量と太陽からの距離によって現在の姿になってしまった。
この自然の摂理に逆らって植民化するのは、科学的には可能かもしれないが
倫理的には手を染めるべきではないのではないか。
そんな気がした。

「いざ火星へ!完全植民計画 最前線」 - 萩原聖人, 宗矢樹頼, 植竹香菜, 樫井笙人, 河本邦宏
「いざ火星へ!完全植民計画 最前線」 - 萩原聖人, 宗矢樹頼, 植竹香菜, 樫井笙人, 河本邦宏

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