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【BD鑑賞】コズミック フロントNEXT/謎の凶星ネメシス 大量絶滅の真相に迫る

コズミック フロントNEXT/謎の凶星ネメシス 大量絶滅の真相に迫る
 制作年  2017年
 出演   【ゲスト】武田双雲
      【語り】萩原聖人、久保田祐佳
      【声】宗矢樹頼,植竹香菜,金光宣明,河本邦弘ほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2017年2月
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年2月


 今回は、1984年に発表された太陽の伴星「ネメシス」の話である。
聞き慣れない星の名前だ。
ネメシスと聞いて最初に思い浮かぶのは、
映画「スタートレック/ネメシス(2002年)」である。
異なる文化を持つ生命体同士が、友好な関係を築けるかというスタートレックらしいテーマの作品だった思うが、物語の詳細は忘れてしまった。

もともとはギリシア神話に登場する復讐(義憤)の女神だそうである。
あまり有名ではないなぁ。

 表題の説は、地球上の生物がおおよそ2600万年のサイクルで大量絶滅を繰り返していることから、仮説として太陽の伴星として2600万年の公転周期をもつ星の存在が提唱されている。
これがオールトの雲とよばれる太陽系を球殻状に取り巻いている
仮想的な天体群に影響を及ぼし、莫大な氷や岩石を発生させて
地球に衝突の被害をもたらしているという説。

しかし、この説にはいくつも反論もあるようだ。
例えば仮にネメシスが存在したとして、その場合にネメシスの軌道は
他の恒星や天の川銀河との相互作用によって変化するため、
1回の衝突から次の衝突までの間隔には、15~30%の変動が生じるはずで、
実際の生物大量絶滅の周期と合わない。

いつもいつも都合よく地球に隕石となって落ちてくるという話そのものが胡散臭い。
ワシントンDCにある国立自然史博物館のリチャード・バンバック氏は、「大量絶滅は、ほぼ正確な周期で発生している」と語っている。(周期は2700万年)

番組では大量絶滅が原始的な生命誕生から現在まで、
12回の大量絶滅があったと紹介していた。
大小合わせてということだが、大量絶滅の定義もやや曖昧な印象を受けた。
確かに、そのように提唱している科学者はいるのだろうが、
未だ定説ではないようだ。
何%の生命が絶滅すると大量絶滅なのか?
ひょっとすると、現在だって(ここ200年)小規模な大量絶滅の時期に
相当するのではないか?

などなど、SF好きには魅力的な内容の話だったが、まだ仮説の域は出ていない。
うーん、NHK、フライングかも。
紹介の仕方も、確かに断定はしていないが、実際よりネメシス説が有力なように感じられ、ちょっとミスリード感が漂うなぁ。

シアノバクテリアなどの酸素発生型光合成細菌による大量の酸素供給によって偏性嫌気性原核生物の多くを大量絶滅し、併せてもたらされた二酸化炭素・メタン等の温室効果ガスの減少によるスノーボールアース化の大量絶滅は隕石と関係ないし…

因みに、オールトの雲とよばれる仮想的な天体群には約140万年後に、太陽に1、2光年の距離に近づく恒星があるらしく、太陽系はその影響を大きく受けるはずで、その時その存在が証明されると言われているらしい。
でも、ネメシス説のようにその影響でドデカイ隕石が地球にやってきて、あらま一巻の終わりってなことにならなければいいけれど。
太陽が赤色巨星になるのは40億年後なんだから、
それまでは地球には無事でいて欲しいなぁ。

コズミック フロントNEXT/謎の凶星ネメシス 大量絶滅の真相に迫る.jpg
dailymotion HPより

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