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【BD鑑賞】アラン・ドロン ラスト・メッセージ

アラン・ドロン ラスト・メッセージ
 制作年  2015年
 監督   フィリップ・コーリー
 出演   アラン・ドロンほか
 劇場公開 劇場未公開
 録画日  BD形式 2017年2月11日
 鑑賞年月 BD鑑賞 2017年1月


 今年(2017年)は、アラン・ドロンが銀幕デビューを果たして70年。
スターチャンネルでは「53周連続 アラン・ドロンがいっぱい」という
特集が組まれ、毎週彼の作品が放映されていた。
古くから知っている俳優さんだが、リアルタイムではよく知らない。
まぁ、そういうこともあって、まずは生い立ちをドキュメンタリーする本作を
観てみることにした

人によって俳優さんへのイメージは異なるだろうが、
自分の場合のアラン・ドロンは「太陽がいっぱい(1960年)」の貧しいアメリカ人青年、トム・リプリーということになる。
やはり中学生という、心模様が多感な頃に見た姿が強く印象に残っている。
特に殺してしまった大富豪の筆跡を真似る練習シーンが頭から離れない。
後に読んだ「罪と罰」のラスコリー・ニコフは、
完全にアラン・ドロンのイメージに重なった。

俳優としては、比較的順調なキャリアを積んできたように思われる。
意外だったのは、若い頃から監督や制作に興味を示していたこと。
クリント・イーストウッドみたいだ。
1935年生まれだから、クリント・イーストウッドより五歳年下である。
日本人的な感覚からすれば、アラン・ドロンのほうが繊細なイメージで
女性に人気があったのは不思議ではない。

どうも女性に対してはアラン・ドロンのほうが面白おかしく語られる。
実際、イーストウッドには浮いた話は皆無に近いが、マスコミが面白おかしく報道するせいもあってか、アラン・ドロンのほうが女性遍歴を重ねている。

ロミー・シュナイダー、ナタリー・ドロン、ミレーユ・ダルク、ナタリー・ヴァン・ブレーメン、ニコなどなど、流れた浮名は枚挙に暇がない。
ちょっと誰だったか忘れたが、日本での愛人を豪語していたような人もいた。
いずれにしてもプレイボーイ、ハンサムの代名詞的存在である。
不思議に男性にも人気があった。
ある種の理想形なのかも知れない。

しかし、その俳優人生の栄光に較べると、
私生活はあまり恵まれたものではなかったようだ。
生い立ち的には屈折している部分もあったようで、コンプレックスやトラウマをエネルギーに立ち振る舞っていたということなのかも知れない。
皆が求める「アラン・ドロン」を演じていたのだろうか。

いずれにしても、思った以上に映画というものに真摯に向き合う姿が印象的だった。
ぽーっと人気に胡坐をかいている訳ではないのだなぁ、一流の方は。
米国で人気を得られなかったのは、タイミングが悪かったということなのか…
あるいは米国人はワイルドでカウボーイ的な俳優が好きなのかな。
マッチョでマイティ・ジョー的な…
トム・ハンクスに、それを感じはしないけれど。

アラン・ドロン ラスト・メッセージ.jpg
NHK HPより

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